撮影日記


2008年01月03日(木) 天気:はれ一時あめ

テルミン

近所の商店街内に,中古カメラを売る店ができているのに気がついた。外から見ると,ジャンクカメラもあったりする立派な中古カメラ店のようだが,店内にはいると,古本や中古ゲームなども売っている。ともあれ,今後,ちょっと気にしてみたいお店である。とりあえず,今のところはちらっと見ただけであり,まだ,なにも買っていない。

かつて,年始は休業するお店が多くあった。最近では,1月1日こそ休業していても,翌2日からはほぼ通常通りに営業しているところが少なくないようだ。今日は,昨年からずっと気になっている書籍を購入することにした。昨年から気にしている・・と言ったところで,2〜3ヶ月前のことである。発売直後に書店に行ったのだが,その書籍は店頭から消えていた。どうやら「あっ」という間に売りきれたらしい。増刷が入荷するのは12月中旬だ・・・という情報が伝わってきたので,「年が明けたら」買ってみようと考えていたものである。
 気になっていた書籍というのは,学研「大人の科学マガジン」vol.17である。そういえば,昨年のこの時期にも,「撮影日記」では「大人の科学マガジン」を話題にしたような気がする。そうだ,あのときは,「ステレオピンホールカメラ」が付録だったんだ(2007年1月13日の日記を参照)。
 今回の付録はカメラ関係ではない。ご存知の方にはいうまでもないが,今回の付録は「テルミン」である。「テルミン」とは,世界最古の電子楽器とされる装置だ。基本的な原理は,2つの高周波による「うなり」を利用して音を出しているという。また,「アンテナ」に手を近づけたり離したりして静電容量を変化させ,「うなり」の程度を変えることで音程や音量を変化させられるということだ。今回の付録のテルミンは,簡単なものなので,音程の変化しかできないものだが,手を動かして音程を変えるというのは,不思議な感覚でおもしろい。

残念ながら,音楽や楽器の演奏についてきちんと学んだことはないので,この「テルミン」も「いろいろな音が出る」ことを楽しむ程度の使い方しかできない。もったいないようであるが,しかたない。ところで「テルミン」は,旧ソビエト連邦で発明された。そのため,久しぶりにいわゆる「ロシアカメラ」などとよばれる旧ソ連製のカメラを使いたくなってくるのである。
 さて,今年はどこで,どんなカメラで,どんなものを撮っていこうかな・・・・。


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