撮影日記


1999年05月28日(金) 天気:はれ

ついにマミヤ6をGET

突然,携帯電話が壊れた。そこで,夕方,急遽,マツモト無線に行った(そこで買ったから)。ところが,行って驚いた。なんと,店がなくなっている(爆)。本通の「パソコンショップ マツモト」が消えていたのだ。周辺に大規模なパソコンショップがたくさん進出してきたので,さすがに厳しいのだろう。しかたないので,銀山町の本店に行ったら,本通店の元店長がちゃんといた。で,携帯電話のことを聞くと,それはドコモショップへ行かなければどうしようもないという。すでに,ドコモショップは閉まっている時刻だったので,店を出てとりあえず的場町へ向かった。せっかく,銀山町まで来たんだからね。

的場町なら,まずは「日進堂」を覗きたい。ちょっと高いが,けっこうイイものがある。
 今,欲しいものはたくさんある。まずは,キエフの後継機だ。シャッターの回復の見込みが立たないのだ。さらに,「ローライ35」などのコンパクト機が欲しい。「エキザクタ」ってやつも,1つは欲しい。「プラクチカ」や「ゼニット」あたりも欲しい。これらは,「キエフ」と同様に,お散歩に連れ出したくなるカメラだろう。とはいえ,「エキザクタ」「プラクチカ」「ゼニット」は,実際に買っても,あまり使わないような気がする。だから,格安品があれば飛びつくかも知れないが,あまりまじめには探していない。一方,「ローライ35」のようなコンパクト機は,明日からでも実戦配備することだろう。
 あと,廉価モデルでいいから「ベッサ」や「イコンタ」も欲しいと思っている。これは,「コレレ」の蛇腹の状態が非常に悪く,常に使いにくくなっているので,その後継機として使いたいのだ。同時に,6×6判以上のカメラで,モノクロの密着焼きなどをやってみようと企んでいることも,これらのカメラが欲しい一因である。

さて,日進堂のショウウィンドウを除いてみると,「ローライ35」は4〜5万円以上する。まあ買えない金額じゃないが,それならもう少しプラスして,「ニコン35Ti」あたりを買う方がいいように感じる。「レチナ」は,私の趣味じゃない。「ビトーB」ってやつにも興味があるが,今日は置いていないようだ。そのかわり,値札に「ビトマチックIIa」と書いてあるものがあった。だが,私が写真などで見たことのある「ビトマチックIIa」とは,少し違う。ま,今日はどうせ冷やかしだから,と,これを見せてもらいに店にはいった。
 ところが,店にはいるとカウンタの向こうに,見つけてしまったのである,「マミヤ6」を。長い間,忘れていたが,私は「マミヤ6」が欲しかったのだ。なぜなら,それはあの「バックフォーカス」システムだ。一見,普通のスプリングカメラだが,ピント合わせは,背面右側のダイアルを回しておこなうのだ。ファインダーを覗き,右手親指でピントをくりくりあわせていると,そう,右手で操作に集中できる「キエフ」の感覚に似ているのだ。値段を聞くと,値札より少しお安くしてくれるという。セコールのモデルだから,格別安いわけでもないが,もう,これは買わざるを得ない感覚になって,気が付くと,「マミヤ6」をもって,夕暮れの街を歩いていた。
 この「マミヤ6」は,6×6判と6×4.5判を切り替えて使える(途中切り替えはできないよ)。これで写りがOKなら,文句なしだ。

「ビトマチックIIa」と書いてあるカメラは,こんど,ゆっくりと見せてもらおうっと。


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