2005年04月20日(水) 天気:雨のち晴
Lomographyという流行に いまさら影響されてみる(2)
先週末,突然ぽっかりと時間ができてしまった。そして,半ば衝動的に,Lomographyの「POP 9」というカメラを買ってしまった。カメラというよりは,「トイカメラ」,あるいは「おもカメ」とよぶ方がよいかもしれないが。
このカメラの機構や質感は,まさに「おもカメ」である。しかし,ふつうの「おもカメ」と違う点が2つある。1つは,この金ぴかのボディである。これは,いわゆるロシア製(旧ソ連製)の「ゴールド偽ライカ」にも通じるおもしろさがある。
ふつう,この種の「おもカメ」を使うことには,ちょっとした恥かしさが伴う。しかし,ここまで開き直ったボディデザインは,使う者まで開き直らせてしまうようだ。
もう1つの特徴は,正面に並んだ9つのレンズだ。というか,これがなければ,「POP 9」の存在価値はない。同時に複数のシャッターが動作するという感覚は,ステレオカメラのそれに通じるものがある。
また,カメラのサイズとして,「POP 9」は非常によい感じである。なにも考えずにとりあえず撮ってしまおうという気分で持ち歩くには,適した大きさ,重さである。
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