撮影日記 |
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1998年08月11日(火) 天気:はれ阪和線いま,広島では「特急列車」を見ることができない。広島県内を走る特急列車は,新幹線と寝台特急だけである。寝台特急のうちでも,明るい時間帯に見られるのは,下りの「あさかぜ」くらいしかない。山口,島根,鳥取,岡山や四国4県,どこでも昼間の特急列車が見られるのに,広島県だけ今は走っていないのである。 鉄道を写真にする場合,その被写体もいろいろとあるだろうが,もっとも誰にでもわかりやすいものは,「特急」だろう。それが,広島県内では写せないのである。 今回,狙った場所は,「長池」という池のほとりである。ここは望遠レンズでアップを撮るよりも,広角レンズで編成全体を狙う方がいいかもしれない。うまくいけば,池の水面に列車の姿が反射して,なかなか美しい場面になるのだ。しかし,ここは釣りを楽しむオジサン方が多くいらっしゃる。そんな間に入っていって,三脚をずどーんと立てて,さらに大きなカメラを出したりすると,ジロジロ見られてあまりいい気持ちではない。 |
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