撮影日記 |
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2025年01月01日(水) 天気:晴初日の出の朝は晴れ今年のはじまりは,広島市内で迎えることにした。昨日の天気予報は,今日の「晴れ」を伝えていたので,近所の小高いところから初日の出を拝むことを計画した。しかし昨夜は,珍しくNHK「紅白歌合戦」をはじめからおわりまで通して見てしまい,お風呂を済ませて髪を乾かすなどを済ませると,午前2時を過ぎていた。すっかり夜遅くまで起きていてしまったので,朝,起きられるかどうか大いに不安もあったが,寒いのに無理に起きていて風邪をひいてはなんにもならないので,とりあえず素直に寝ることにした。 だから,7時過ぎに出かけてもじゅうぶんにまにあうことになるが,だんだんと空の色が変化し,明るくなっていくようすを眺めるのも楽しいものなので,早めに到着するようにした。 目的地に着いたころにはまだ薄暗かったが,空は急速に明るさを増しつつあった。すでに,家族連れらしき4〜5名の1組が先着していた。7時を過ぎたころには東の空が赤くなり,少しずつ人が集まりはじめる。 Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR 28-100mm F3.5-5.6Gその後,最終的には20名近くがそのあたりに集まってきていた。そのなかには,スマートフォンを東の空に向けて,初日の出を撮ろうとしているように見える人は何人もいたが,カメラらしきものを使っている人の姿を認めることはできなかった。こんな場所で,デジタル一眼レフカメラに望遠レンズをつけて撮っているのは,場違いなのかもしれない。しかし,そんな場所だからこそ,のんびりと撮っていられるのである。遠くの名所で撮るのではなく,近場で撮るようにすることの大きなメリットといえるわけだが,ここまで人が集まってこないのであれば,三脚を用意しても問題なかっただろう。いや,三脚を用意するべきだった。被写体が明るいのでじゅうぶんに速いシャッター速度が使えるから,手ブレの心配はない。しかし,望遠レンズを使うのだから,カメラを固定して,フレーミングも固定するようにしたい。そのまま撮り続ければ,少しずつのぼってくる太陽の位置の変化を追うことができる。また,露出を変えながら撮ることも容易である。フィルムで撮るのであれば,どこに露出をあわせるかを考えて,せいぜい2〜3コマ程度の段階露出で済ませたいところであるが,デジタルカメラで撮るのであれば,もっといろいろ試してもよいのである。 Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR ED 70-300mm F4-5.6D日の出の時刻,7時16分を過ぎた。周囲はすっかり明るくなっているが,まだ太陽の姿は見えそうにない。しかし,山の稜線が,一瞬光ったように見えた。初日の出が姿をあらわすのも近そうである。 Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR ED 70-300mm F4-5.6Dさらに10分ほど待って,ついに初日の出である。時刻が7時32分くらいになっていただろうかというころになる。 Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR ED 70-300mm F4-5.6D今日は1日中,よく晴れそうである。今年は,いろいろな面で,よい1年になってほしいものである。 |
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