撮影日記


2024年12月31日(火) 天気:曇

2024年に入手したカメラは4種類

この1年を振り返ってみたところ,あらたに入手したカメラはごく少なかった。一方で,昭和時代初期の露出計算尺である「森式キング露出計」「佐和式露出計算尺」そして昭和時代の半ばまで発売が続いた「関式サロン露出計」についての内容がかなり整理できてきた。

カメラについては,一時期のように目についた安価のものをとりあえずなんでも買っておく,ということをしなくなった。「集めるためのカメラ」であっても「使うためのカメラ」であっても,なんのために入手するのかを少しは考えるようになった,ということであろう。
 今年,さいしょに入手したカメラは,Nikon Coolpix 800という200万画素の撮像素子をもったコンパクトデジタルカメラである(2024年6月2日の日記を参照)。これまで,200万画素あるいは300万画素クラスのコンパクトデジタルカメラには,あまり注目してこなかった。その時期は,いわゆる画素数競争になっていた時期であり,モデルチェンが頻繁におこなわれていたため,どのブランドからどんな機種が発売され,どんな特徴をもたせていたのかを追いきれなかったという面がある。それでも,この時代のニコンの製品には一定の評価が見られ,そういう機種の1つとして試しておきたいと考えたものである。
 つぎは,Nikon D800である(2024年10月29日の日記を参照)。これまで,Kodak DCS Pro 14nというデジタル一眼レフカメラを,自分なりに主力カメラの1つとして使用してきた。予備を含めて2台を確保していたが,そのうち1台がついに故障してしまった(2024年4月1日の日記を参照)。残った1台は発色などが気に入っているのでまだ使い続けるつもりであるが,いつ故障するかわからない。それにかわる「使うためのカメラ」の1つとして,ライカ判サイズの撮像素子をもったデジタル一眼レフカメラを確保しておくことにしたものである。
 3種類目は,SONY α7である。いわゆるミラーレスカメラとしてはじめて,ライカ判サイズの撮像素子を使っている。いろいろなレンズと組みあわせて「使うためのカメラ」として入手したが,入手したばかりでもあり,これについていろいろ語るのは来年になってからにする。

年末になってもう1種類,見慣れぬものを買ってしまったが,これもいろいろ確認中であり,来年の話題とする。


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