撮影日記 |
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2024年09月08日(日) 天気:晴夕方の光線予定通りに「文学フリマ大阪12」へ行ってきた。そして,「青春18きっぷ」で,広島へ戻ることにする。 そういう列車にあわせると,乗り継ぎが姫路駅と糸崎駅だけで済むことになり,楽である。そのかわり,姫路駅から糸崎駅までは3時間ほどかかり,この区間はわりあいに混雑するので,姫路駅で乗り継ぐときにはなにがなんでも座席を確保しなければならない。大阪駅から姫路駅までの列車は12両くらいの長い編成であるのに対し,姫路駅から先は4両程度の短い編成になるので,座席の取り合いが熾烈なものになる可能性が高いのである。 この駅そばのお出汁は,いわゆる和風の味である。しかし,そこに入っている麺は,よくある黒いお蕎麦ではなく,黄色い中華麺なのである。なぜだか知らないが,姫路駅の「駅そば」は,ずっと以前から,こうなっている(*1)。山陽本線下り方面のホームでは,岡山方面行きの4両編成くらいの列車が停車する位置は,ちょうどこのお店のあたりであることも,都合がよい。 FUJI FinePix F710夕方の低い光線は,なんでもない場所を突然,はっとするような光景に変えてしまうことがある。 FUJI FinePix F710これは昨日の大阪市内であるが,高速道路の高架下の建物に,高架の橋脚の隙間からちょうど西日があたっている状況である。このまわりは橋脚の影であり,スポットライトのようにここにだけ日光があたっている。そして,入り口の上のガラスに書かれた文字が,奥の壁にも映っている。夕日の当たる角度は季節によって変化するから,つぎの機会にこういう瞬間に出会えるとはかぎらない。だから,日常の記録にはスマートフォンのカメラ機能でじゅうぶんだと思いながらも,やはりコンパクトデジタルカメラくらいはつねに携帯しておこうという気になるものである。また,夜の散歩時にも,ふと撮りたくなる場面に出会えることもある。 FUJI FinePix F710さて,姫路駅では列の先頭に並べたので,座席の確保には問題ない。到着した列車は姫路駅始発のものであるが,すぐに満席となり,座れずにいる人も多くいる状態で発車する。列車が発車するとほどなく日は沈んでしまい,列車も山間部に入っていくので車窓は暗いものになる。兵庫県から岡山県に入るころになっても,まだ座れずにいる人がいる。こういう状況だから,姫路駅で座席を確保するように努力することは,必須のことなのである。
*1 えきそば (まねき食品株式会社) |
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