撮影日記


2020年08月14日(金) 天気:はれ

FUJIX DS-300とFUJIX DS-330でCFカードを使う

FUJIX DS-330は,記録メディアとしてPCカード型のメモリカードを使う。これは,前モデルFUJIX DS-300と同じである(2019年4月6日の日記を参照)。現在,PCカード型のメモリカードを入手することは容易ではない。また,パソコンに接続するメモリカードリーダが,PCカードに対応していないことも多い。そこで,現在でも入手しやすく,多くのメモリカードリーダが対応しているCFカードが使えると,ありがたい。

アダプタを使って,ふだんNikon D300で使っている4GBのCFカードを装填した。

ところが,撮影可能枚数が0枚であると表示される。このCFカードは,使えないのだろうか?

だが,「0」とはいえ,撮影可能枚数が表示されたのである。CFカードは認識されているのだ。それならば,このFUJIX DS-330でCFカードを初期化してやればよい。

カメラ上部の「INIT」が示している2つのボタンを,同時に押す。押したまましばらくすると,上面の液晶ディスプレイに「init」と表示される。さらに,「ピッ」と音がするまで押し続けると,CFカードの初期化が完了し,撮影可能枚数が表示される。

このように,撮影可能枚数が「365」であると表示された(画質モードがFINEで,記録サイズが1280ピクセル×1000ピクセルの場合)。このカードは,問題なく使用できるのである。この手順は,FUJIX DS-330も,FUJIX DS-300も同じである。

なお,このカードをふたたびNikon D300に装填すると,上面の液晶ディスプレイに「For」という文字が表示され,CFカードを初期化するようにうながされる。Nikon D300とFUJIX DS-330(FUJIX DS-300を含む)とでは,フォーマットの形式が異なっているようだ。どちらでフォーマットしたCFカードも,Windows 10のパソコンでは問題なく読みこむことができている。
 ただし,4GBのCFカードであるが,記録に使用しているのは239MB分だけのようである。
 少しばかり制約があるものの,記録メディアとしてCFカードを利用できることは,とてもありがたいことである。この点については,先行して発売されていたFUJIX DS-505Aよりも融通が効くようである。FUJIX DS-505Aでは,FUJIXブランドではないPCカード型のメモリカードを認識せず,アダプタを利用してCFカードを装填しても,認識するものが見つからないのだから(2019年4月28日の日記を参照)。


← 前のページ もくじ 次のページ →