撮影日記


2018年07月06日(金) 天気:大雨

山陽新幹線が止まった!大阪へ行けない…

明後日の日曜日は,大阪で仕事である。土曜日のお昼ころには,事前に準備しておきたいこともある。だから,今日のうちに大阪へ移動しようと考えて,Web早割で夕方の「のぞみ」の切符を買っておいた。
 ところが,朝から山口方面で大雨となっている。朝からすでに,山陽新幹線は広島駅と博多駅との間で,運転を見あわせていた。さらに8時過ぎには「新神戸−西明石間では土砂の流入の恐れがある」ために,岡山より先の運転を見あわせているという。

土砂の流入が大規模なものであれば,今日中には山陽新幹線の運転が再開されないかもしれない。
 心配なのでJR西日本が発表する情報をチェックしていたところ,9時過ぎには「運転再開は,10時00分頃を見込んでいます。」という発表があった。

土砂流入は,「恐れ」で済んだのだろう。安全確認等にしばらく時間がかかり,徐行運転区間が生じたとしても,乗車予定の夕方までにはほぼ正常運転にもどるものと期待できた。
 しかし,運転再開が見込まれていた10時ころに発表された情報には,ささやかな希望を打ち砕かれた。

それまでは「土砂流入の恐れ」だったのが,「新神戸駅〜西明石駅間での土砂流入」という表現にかわっていたのである。
 恐れていた土砂流入が発生したのであれば,土砂を取り除かねばならない。そうすると,運転再開まで,さらにそうとうな時間がかかることになる。

結局,「10時00分に運転を再開」したことが発表された。しかしながら,「運転本数が少なくなっています」ということが書き加えられている。また,「降雨の状況等により,遅れの増大や運転取りやめが発生する可能性」があることも,書かれている。

その後,11時ころには,具体的にな運転再開についての発表があった。しかし,運行状況はかなり乱れて通常の運行ができなくなったようで,何本かの臨時列車が運転されることが示されている。

午後には,通常の運行はまったくできなくなったようで,1時間に1〜2本程度の臨時列車が,普通車全車自由席として運転される状況になっている。
 天気予報によれば,雨はさらに激しくなることが見こまれている。ふたたび,岡山から新大阪までの区間で運転を見あわせることが発表され,広島周辺のJR在来線では,夕方までに運転を終了することも発表された。
 これは,かなりたいへんな状況である。
 少なくとも日曜日の朝までに大阪に行かないと,重要な仕事が成立しなくなる。
 仕事を中止するという選択肢もあるが,雨が激しいのは今日から明日にかけてだけであり,土曜日の午後にはほぼ雨はやみそうだという予報もある。ともあれ,大阪へ移動することを優先に考え,14時過ぎに駅へ向かった。そこで「いま,新幹線は運転を見あわせました。」「在来線も,いま運転を見あわせています。」ということを告げられた。
 これはたいへんだ,大阪へ移動することどころか,自宅へ帰ることも難しいかもしれない。まだ問題なく運転されていたバスでひとまず帰宅し,新幹線の運転再開を待つことにした。そして自宅で,日曜日の仕事の段取りの連絡などをすませた。

夕方までには,広島近辺のJR在来線の運転がすべて終了した。そして,運転再開は明日(7月7日土曜日)の夕方以降の見込みである,ということが発表された。新幹線の運転再開は,どんな見通しなのだろう?広島駅までは,バスやタクシーを使えばなんとか移動できる。

夜になって,山陽新幹線は「運転の目途はたっていません。」という状況になっていた。明日は朝から,新幹線の運転再開に関する発表を待ち続けることになるようだ。


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