撮影日記


2018年06月25日(月) 天気:晴

Nikon D5000とのご縁

土曜日のお昼前,フィルムの現像を依頼するために近所の「カメラのキタムラ」へ行った。
 このときは急いでいたので,中古カメラのウィンドウは覗かなった。
 夕方に,現像の仕上がったフィルムを受け取りに行った。このとき,中古カメラのウィンドウを覗くと,約8000円の価格がつけられたNikon D5000があった。これは,実に魅力的な価格である。先日,ファインダーの視野に「しみ」が見えたので購入を見送ったD5000 (2018年5月27日の日記を参照)とくらべても,はるかに安価なものである。
 しかしこのときは,購入の検討を見送ることにした。ほかに用事を済ませた帰り道であり,荷物が多かったのである。しかもこのNikon D5000は,「元箱付き」となっていた。そのような大きな荷物をもって歩くのは,少々面倒である。また,安価な価格には理由があり,「液晶モニタのヒンジがゆるい」という注意書きがある。液晶モニタの向きを自由に変えられるのは,Nikon D5000の最大の特徴だ。ここに問題があるならば,お迎えするべきではないと,見送ることにしたのである。

翌日すなわち昨日の日曜日のこと,別のフィルムの現像を依頼するために,ふたたび「カメラのキタムラ」を訪れた。多少の問題点があろうとも,Nikon D5000が8000円ほどというのは,やっぱり安いと思う。たぶん,ほかの人に買われて行ってしまったことだろうと中古カメラのウィンドウを覗くと,例のNikon D5000はまだそこにあった。
 「液晶モニタのヒンジがゆるい」というのがどの程度の状態なのか,見せてもらおうと思ったが,ちょうどすべての店員さんがいろいろと接客に追われはじめた。このときは,ウィンドウからNikon D5000を出してもらうことができなかった。

たぶん,このNikon D5000とは,縁がないのだろう。

そのように思ったものである。
 そして昨日の夕方,現像を依頼したフィルムを受け取りに「カメラのキタムラ」を訪れたところ,例のNikon D5000は,まだそこに残っていた。
 これは,「縁がなかった」なんてものではない。むしろ,おおいに「ご縁があった」に相違ない。「お迎えしなさい」という,天の声が聞こえたような気がしたものである。
 こんどは店員さんもお手すきだったので,すぐにウィンドウからNikon D5000を出してもらう。そして,ヒンジのゆるさを確認。たしかにゆるいが,壊れそうなレベルではない。

一時は,Nikon D5000の購入を検討したものの,最終的にNikon D300の購入を決断した。
 ふたたびNikon D5000を購入しようとしたが,お店を訪れた間が悪かった。
 Nikon D5000にはご縁がなかったのかとも思ったが,結局は,Nikon D5000をお迎えすることになったのであった。

Nikon D5000と組みあわせるレンズは,たまたま安価に入手できたAF-S DX Zoom-NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VRがいいだろう(2013年7月21日の日記を参照)。


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