撮影日記


2018年03月23日(金) 天気:晴れ

サクラ開花

各地方の気象台では,サクラの「標準木」というものを定めている。この木のつぼみが5〜6輪程度ほころびたとき,その地方におけるサクラの「開花」が宣言される。広島での標準木は縮景園にあり,昨日,開花宣言がなされた。しかし,私は縮景園を日常的に訪れるわけではない。私にとっての標準木は,「楠木の大雁木」にあるサクラである。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

遠目には,開花しているようには見えない。
 サクラ(ソメイヨシノ)の花びらは,いわゆる桜色ではなく,むしろ白色に近いと感じる。だから,満開に近づいたサクラは,全体に白く見える。しかし開花前,つぼみがふくらんできたころは,むしろ赤い。全体に赤味を感じる状況なので,つぼみがふくらんで開花が近づいていることは,間違いない。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

それでも,南側の1本は,ところどころ白いものが見える。近づいてよく見れば,数輪の花が咲いていることがわかる。

Kodak DCS Pro 14n, AF-S VR Zoom-NIKKOR 24-120mm F3.5-5.6G IF-ED

個人的にも,広島市におけるサクラの「開花」を宣言することにしよう。

いまさらながら,「CFカードスロットにSDカードを挿入する」アダプタを入手した。Kodak DCS Pro 14nは,CFカードスロットとSDカードスロットがあり,同時に使用可能ということになっている。しかしながら,SDカードとの相性があるのだろうか,手元にある何種類かのSDカードはどれも,Kodak DCS Pro 14nで認識しない。
 ところが,このアダプタを使ってCFカードスロットに挿入したら,不思議なことに使えたのである。
 8GBのSDカードを使えば,Kodak DCS Pro 14nのRAWモードで454コマの撮影ができる。いままで4GBのCFカードを使っていたので,軽く2倍の容量である。これだけの容量があれば,残りの記録可能コマ数よりも,バッテリの残量のほうがはるかに気になるというものだ。


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