撮影日記


2017年05月01日(月) 天気:晴れ

チューリップの季節もおわり

昨年秋に植えた「球根ガチャ」(2016年11月13日の日記を参照)には,レアな品種が混ざっているとのことだった。結局,レアな品種といえる花は,八重咲きのものが1つ咲いただけだったが,こういう複雑な花は,見飽きないものである。その姿をじゅうぶんに楽しむために,マクロスライダーを利用してカメラを平行移動させ,立体視用の画像を作成した。マクロスライダーは単なる接写だけではなく,立体視用の画像を作成するのにも役に立つ(1998年4月21日の日記を参照)。

Kodak DCS 460, Ai Micro-NIKKOR 200mm F4

レアな品種が開花したのは1つだけだったが,「どんな花が咲くのだろう?」「レアな花も混じっているのかな?」という期待もあって,おおいに楽しめたのである。たった1つだけ咲いた八重咲きの花は,通常の花よりも長く咲いてくれていたように思う。

「球根ガチャ」のさいごを飾ってくれたのは,クリームイエローのチューリップである。残っていた花はすべてその色だったようで,これだけでも20本くらいは咲いてくれた。さすがに100球以上の球根を植えると,うれしいくらいにたくさんの花が咲いてくれる。

Kodak DCS 460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

咲いた花は,植木鉢や花壇で咲きっぱなしにしておくのもよいが,適当に切って瓶に挿し,部屋に飾るという楽しみ方もある。

Kodak DCS Pro 14n, AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5S(new)

ヒヤシンスの水栽培に使うガラス瓶に,短く切った花を挿してみた。花びらの曲面に沿って,すだれの影が曲線模様をつくっている。
 この春はほぼ1箇月にわたって,チューリップでずいぶんと楽しませてもらったものだ。
 この秋にも,同様に「ごちゃまぜ」の球根が発売されるというので,さっそく予約注文しておいた。こんどは「レア品種が必ず入っている」という。必ずレア品種が入っているのはありがたいが,わくわくどきどきの楽しみが,ちょっと小さくなるんだな。


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