撮影日記


2016年04月22日(金) 天気:晴

クンシランのなかに出会いを見た

春先に印象的な濃いオレンジ色の花を咲かせる「クンシラン」は,南アフリカ原産の多年草である。「君子蘭」という漢字が当てられるが,ランの仲間ではなく,ヒガンバナの仲間とされる。基本的に丈夫で,ほうっておいてもそこそこ育つものだが,強い日差しや寒さには弱いとされる。この冬は誤って雪にあててしまい,葉がボロボロになってしまったのだが,ちゃんとつぼみが出てきた。ありがたいことである。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

そして,無事に開花。現在では「クンシラン」とよばれるが,このように花を上向きにつけるものは「ウケザキクンシラン」とよばれていた。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

クンシランの花弁は6枚あり,1本の雌蕊を,6本の雄蕊が取り囲んでいる。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

そしていま,クンシランの花のなかで,1つの出会いを目撃した。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8

さて,今年はきれいな花を咲かせてくれたが,来年はどうだろうか。これだけ葉が傷んでいては,株の生育にも大きな影響があるだろう。これまでほとんどほうっていたのだが,今年は少々,気をつけてやらねばならないだろう。まあもうしばらくは,今年の花を楽しめそうである。


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