撮影日記


2016年03月20日(日) 天気:晴

サクラがまだなら モモを愛でなさい

広島市内のサクラの開花は,まだ1週間以上先のことのようだ。あちこちにあるウメの花は終わったようだが,公園などではユキヤナギやレンギョウなどの花が見られるようになった。足元に目をやれば,ホトケノザをはじめとする,小さな花がいろいろと咲いている。
 うちでは,鉢植えのモモが満開となった。
 これを撮るには,Kodak DCS460の「ちょっと赤っぽい発色」に期待しよう。

自宅の花なので,すっきりした背景を用意することはできない,だから必然的に,接写をおこなうことになる。
 また,なにせ鉢植えなので,樹勢は見られたものじゃない。しかし,そんなか細い枝にも,びっしりと花が咲いてくれた。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

実際の花の色よりも濃い,期待通りの「赤」が得られた。
 枝の根元から先の方まで,びっしり咲いてくれている。ここまで一気に咲かれてしまうと,咲いているときはにぎやかでよいのだが,花を楽しめる期間が短くなってしまう。もうすでに,開ききっていないつぼみは,枝の先端のほうにしか残っていないのだ。
 ここでは,背景をごまかすために,できるだけ強い日光のあたっているところを選び,背景が黒くつぶれるようにして撮っている。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

上に向かって咲く花は,希望をもてるようで見ていて楽しくなのものだ。

Kodak DCS460, Ai Micro-NIKKOR 200mm F4

しかし,順光で撮ったものは,いまひとつおもしろいものにならない。

Kodak DCS460, Ai Micro-NIKKOR 200mm F4

だからこそここで,「逆光は,勝利(w」と叫んでおこう。

Kodak DCS460, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S

背景が暗い部分になるように置いたり,逆光でも太陽光が都合よい場所になるように置いたりできることが,鉢植えの花の大きなメリットである。


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