撮影日記


2012年04月24日(日) 天気:晴

水辺のオープンカフェで食事をした晩
「Nikon 1」がほしくなる

長くお世話になっている方が,東京から出張で広島に来た。夕食をすることにしたが,さてどこに行こうか。その方の宿泊は,広島駅の近くだという。食事後には,流川方面で軽く飲むことにしてもよい。広島駅から流川は,ぷらぷら歩いても行ける距離。食事場所がその道中であれば,好都合。
 ということで,「京橋川オープンカフェ」へ行くことにした。
 河川敷では,常設の店舗を営業することができないという法的な規制があるとのこと。広島市中心部は,太田川がつくる三角州の上に広がっており,多くの川がある。川沿いは遊歩道のようになっており,そこが河川敷であるとふだんは認識していないだが,そこはあくまでも河川敷である。ところが2008年に,河川利用の特例措置の通達があり,それを受けて全国にさきがけて京橋川右岸に常設のオープンカフェが設けられることになった(*1)。「水辺のオーぷカフェ」は,「おしゃれ」なイメージもあり,また河川の利用について法的な規制があることから全国的にも珍しい施設といえる。ちょうどそこは,広島駅から流川へ行くルート上にあるので,なにかと好都合なのだ。
 ちょうど,暑くもなければ寒くもない。風もあまりなく,屋外席での食事には,実に適した日である。前菜2品,ピザ1品,パスタ1品とボトルワイン1本を2人でつついて,5000円ちょっとの支払い。東京からの客人は,「これでこの値段なら安い」と感じたとのこと。

これは,携帯電話機で撮影した画像である。こうやってみると,ここが屋外であることが,今ひとつよくわからない(笑)。単に,窓際の席から撮ったのか?と言われてもしかたなさそうだ。ともあれ,携帯電話機でこのくらいの画像が簡単に撮れてしまうと,コンパクトディジタルカメラの存在意義があやしくなる。もちろん,コンパクトディジタルカメラは,携帯電話機のディジタルカメラ機能よりもずっと高機能,多機能で,撮影しやすいのは間違いない。だが,それだけのアドバンテージを必要とする場面は必ずしも多くないだろう。「いつでも携帯している」という携帯電話機の条件が,それを圧倒している。
 そうなると,コンパクトディジタルカメラよりももっとカメラらしい,コンパクトなディジタルカメラがほしくなる。それって,「ミラーレス一眼」などという怪しげな呼び方をされるタイプのディジタルカメラのことではないのか!?
 ということで,「ニコン1」がほしくなった春の夜。「ニコン1」には,ニコンFマウントのレンズを利用できるマウントアダプタが用意されているのもおもしろい。しかも,マニュアルフォーカス用のニッコールレンズでもAEが使えるとあっては,興味津々である。
 実売価格も低下傾向にあるようなので,しばらく気にしてみることにしよう。

ところで残念だったのは,今日が火曜日であること。京橋川オープンカフェにあるお店の1つに牡蠣料理の専門店があるのだが,そこは火曜日が定休日なのだ。

*1 京橋川オープンカフェ (広島市 経済観光局 観光政策部 観光ビジネス担当)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1111583774214/index.html


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