撮影日記


2011年10月05日(水) 天気:雨

涼しくなったら暗室にはいろう

秋である。朝晩は,めっきり涼しくなった。昼間は,よく晴れていれば暑いとまではいかないが,それなりに暖かい。しかし今日のように雨模様だと,昼間もひんやりとしている。そのまま夜まで涼しいから,暗室作業がやりやすい。うちの暗室はごく狭く,エアコンどころか換気扇すらないため,夏はまさに蒸し風呂である。30分も入っていたら,ほんとうにいい汗がかける。今日くらい涼しければ,のんびりと作業ができる。
 だからといって,早く帰宅できるわけでもないので,結局,暗室に入っていられる時間は,ごく限られたものになってしまう。だが,時間がたっぷりあるときは,じつはかえって,なにも「やる気」が起きなかったりする。「少し忙しい」くらいの状態が,いちばんいろんなことを「やる気」になるようだ。とはいえ,平日の夜である。のんびりしていては,翌日の仕事に差し障る。

暗室でプリント作業をおこなうのは,ほぼ2カ月ぶりである。前にプリントをおこなったのは,8月10日のこと。「バイテンの日」として,四つ切1/2の原版現像と密着プリントをおこなったときである。4×5判以上の大判写真はシートフィルム(あるいはこのときのように印画紙)を使うため,1カット撮っただけでも現像ができる。数が少なければ,現像等に必要な時間も短くて済む。エアコンのない暗室環境でも,これならなんとかなる(笑)。
 さて,8月10日の翌日,8月11日は,「ミノックス判」の日であることを忘れてはいけない。ミノックス判の画面サイズは,8mm×11mmなのである。エイトバイテンの8×10とは1字違いであるが,エイトバイテンの単位は「インチ」,ミノックス判の場合の単位は「ミリメートル」なので,ケタが違うのである。
 もちろん,「ミノックス判の日」を忘れていたわけではない。ちゃんと,「アクメルMD」を使って撮影をおこなっている。お盆前の広島市内で特徴的に見られる光景は,盆灯篭があちこちで売られていることだろう。

ACMEL MD, 15mm F3.5, SHARAN B&W film, Microfine 1:1, FUJIBRO WP FM3

ミノックス判のフィルムは,30枚撮りだ。また,8月11日は平日である。つまり,のんびりと写真を撮っているような場合ではない。とてもじゃないが,その日のうちに撮りきることはできず,現像するのものびのびになってしまっていたのである。ネガを見てみれば,お盆休みの時期ですら,まだ半分もフィルムを消費できていなかったことがわかる。

ACMEL MD, 15mm F3.5, SHARAN B&W film, Microfine 1:1, FUJIBRO WP FM3
ACMEL MD, 15mm F3.5, SHARAN B&W film, Microfine 1:1, FUJIBRO WP FM3

ただ,自分でも無理にフィルムを消費していることがよくわかる。もっと,ミノックス判カメラならでわの使い方をしてあげなければならないだろう。だが,8月11日の「ミノックス判の日」にならなければ,この「アクメルMD」を使いたくならないようである。こんなことではいけない。さあ,どうしたものか。


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