撮影日記 |
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2010年07月04日(日) 天気:くもり顕微鏡撮影アダプタオリンパスの一眼レフカメラといえば,「OM」シリーズである。いや「フォーサーズ」だろと一瞬でも思った方は,たぶんこの日記を読んでもおもしろくないと思うから,もう帰ってもらってよい。 そもそも,オリンパスといえば「顕微鏡」である。オリンパスは,古くから顕微鏡での撮影に対応するための部品を用意していたようだ。たとえばこの「PM-5」というものは,ちょうどオリンパスワイドIIにぴったり装着できるようになっている。 この状態でこれを顕微鏡の接眼レンズのかわりに装着すれば,顕微鏡の視野を撮影できるのだろう。残念だが,いま手ごろな顕微鏡がないので,実際になにかを撮影してみることはできない。もし顕微鏡があったとしても,露出の決定が難しそうだ。経験と勘に頼るか,試行錯誤を繰り返すか。こういうときは,勘よりもTTL露出計に頼りたい。 この筒内に,顕微鏡の接眼レンズをはめこんで使うようである。ところでこの顕微鏡撮影アダプタには,型番のようなものが刻まれていない。「カメラ総合カタログ vol.28」(1967年)を参照しても,「顕微鏡写真撮影用アダプター」としか書かれていない。型番のようなものは「ない」ようだが,価格はしっかりとついている。TTL露出計内蔵の「PEN-FT」ボディが¥22,200なのに対して,このアダプタの価格は¥3,000だ。 これらの顕微鏡アダプタは,2010年6月19日の日記で書いたように,古い家を整理したときに出てきたものの1つである。うちには,古くからオリンパスワイドIIがあったのだから,顕微鏡撮影アダプタ「PM-5」があってもさほど驚かない。しかし,うちにはオリンパスPEN-Fはなかったはずだ。なぜ,こんなものがあったのだろう?いや,そもそもうちには顕微鏡など,なかったと思うのだが。 |
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