撮影日記


2010年03月17日(水) 天気:晴

出張にauto110をつれていく

昨日の日記のつづき。

日帰り出張なので,着替えは不要である。また,仕事の資料も多くない。書類が一束あるだけだ。パソコンは持っているが,必ずしも出張先で必要というわけではない。道中の時間を利用して,ほかの仕事をしたり日記を書いたりできるから,持ち歩いているのである。
 ともあれ,荷物は小さく軽い。荷物が小さく軽いなら,カメラもたくさん持っていけそうに思われるかもしれないが,荷物が小さく軽い分だけ,カメラなど入れるスペースはないのである。また,日帰り出張であるから,撮影のための時間もほとんど取れないものと思われる。
 そこで,なにかお手軽なカメラを持っていくことにした。そうだ,先日の出張(2010年2月26日の日記を参照)に持っていけなかった,ペンタックス・オートワンテン(PENTAX auto110)を持っていくことにしよう。なお,ベビーパール(Baby Pearl)はフィルムを使いきって,つい2,3日前に,現像を済ませたところである。

フィルムは,私の手もとにある最後の1本,フジカラースーパーG100だ。

先日の日記で紹介したように,110フィルムを自宅で現像できるようになった(2010年2月21日の日記を参照)。安心して,最後の1本を使うことにしよう。110フィルムを自分で現像する目的としては,将来,現像所が現像を引き受けてくれなくなっても,自分で詰めかえたフィルムを処理できるようになっておく,というものがある。それは「将来」においてたいへん重要なことであるが,「現在」においてもたいへん重要なことがある。それは,自分で現像することによって,使用済みの110フィルムのカートリッジを,自分の手もとに残せることにある。110フィルムの現像を現像所に依頼していたのでは,貴重な110フィルムのカートリッジが自分のものにならないではないか!
 いまや,110フィルムを自分で現像することは,110フィルムを使う者にとって,義務にも等しいことなのである。

名古屋を過ぎると,立っている人を見なくなり,隣の席も空いたので楽になる。
 今回の行き先の最寄り駅は,東西線の東陽町のようである。JRから東西線に乗りかえるには,東京駅から大手町まで歩くのが無難だろうか。東西線の東陽町ではなく,総武快速線の錦糸町からも行けそうである。しかし,総武快速線は東京駅で乗りかえられると言っても,その乗り場ははるか地下深く。新幹線のホームからだと,かなりの距離がある。新幹線ホームからだと,大手町へ行くのと,総武快速線ホームへ行くのと,どちらが近いか,どちらが楽か,考えてしまう。
 いや,待てよ。
 品川で乗りかえれば,いいじゃないか。新幹線を品川で降りれば,総武快速線への乗りかえも,多少は楽だ。東京駅で新幹線から山手線に乗りかえるよりも,はるかに楽である。そして,そのまま錦糸町へ。
 さて,帰路はどうしようか。品川での乗りかえだと,八重洲の大丸などで,お土産を物色できないではないか。そうだ,帰路は,東陽町から東西線に乗って,中野へ行こう(笑)。いや,そんな余裕はなさそうだ。


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