撮影日記

2010年01月11日(月)　天気：くもり一時あめ

今年もステレオカメラで
「とんど」を撮る

今年も「とんど」の季節がやってきた。地域によっては「どんどん焼き」「どんど焼き」などとも呼ばれるようだ。手もとにある辞書では，「どんど」が見出し語になっている。
　ここで「とんど」を撮るのは3年目となるのだが，過去2年間は，小型カメラでお気軽に撮ってきた。2008年1月13日は，MD-12つきのニコンFM(Nikon FM)と，SteinheilのCassarレンズのついたダコラ ディグネッテ(DACORA Dignette)の2台，2009年1月11日は，京セラ　サムライ(KYOCERA SAMURAI)とコダック　ステレオカメラ(KODAK Stereo Camera)の２台と言った具合である。
　だから今年は，AEプリズムファインダーを入手(2009年12月14日の日記を参照)したブロニカETRS(ZENZA BRONICA ETRS)か，CdSファインダーを入手(2009年11月20日の日記を参照)したマミヤRB67(Mamiya RB67 Professional S)かで，しっかりと撮るつもりだった。だが，起きてみると今朝の天気はぐずつき気味である。点火の時刻が近づいてきたころには，雨もぽつりぽつり。別に気になるほどの雨ではないが，方針変更。今年も小型カメラで，お気軽に撮ることにする。
　そして選んだカメラは，昨年も活躍したコダック　ステレオカメラ(2009年1月13日の日記を参照)。昨年は，点火する前の状況をほとんど撮っていなかったので，そこを重点的に撮ることにする。神主さんが，御幣を刻んだものをまく。続いて，米，塩。そして，酒。

KODAK STEREO CAMERA, KODAK ANASTON LENS 35mm F3.5, DNP CENTURIA100

積みあげた三方から点火。

KODAK STEREO CAMERA, KODAK ANASTON LENS 35mm F3.5, DNP CENTURIA100

どうした，私が陣取った前だけ，他の2か所にくらべて炎があまりあがらないじゃないか(^_^; そのせいか，昨年よりも煙がもくもくあがっている。惜しむらくは，空がどんよりしていて，煙がすぐに空に溶けこんでしまうことか。
　やがて炎があがり始めたころ，フィルムをちょうど使いきった。雨は気になるほどではないが，変わらずぽつりぽつり。今年はこれにて撤収とする。

KODAK STEREO CAMERA, KODAK ANASTON LENS 35mm F3.5, DNP CENTURIA100