撮影日記


2009年11月19日(木) 天気:曇のち雨

二眼レフカメラを組み立てる

学研の「大人の科学」が,また「カメラ」を取り上げてくれた。こんどの「ふろく」はピンホールカメラではない。ちゃんとピント調整もできる「二眼レフカメラ」だそうだ。先月末に発売されたようだが,昨夜11月18日に,ようやく買いに行くことができたものである。そして,さきほど,日付が11月20日になる直前に完成した。

昨夜は,夜8時半ころまで,広島市内中心部方面で用事があった。仕事の後,そこへ行く途中に,紀伊國屋書店で購入したものである。
 学研「大人の科学」の「ふろく」は,簡単な組み立てキットになっている。こういうものは,購入したその晩に組み立てたいものだ。用事は8時半ころまでなので,そのあと時間はたっぷりある。
 夕食を済まし,シャワーをあびたら,個室でベッドに横になる。そしてじっくり取りかかろうと思ったのだが,さすがに細かい工作をしようと思うと,少しの「揺れ」でも気になるものだ。こんな状況では,思ったよりも時間がかかる。「揺れ」のために部品が行方不明になったら一大事!翌朝(すなわち今朝)の仕事は早いので,昨夜はすぐにあきらめて,早々に寝ることにしたのである。

それでも,目が覚めると東京に到着できるというのは,たいへん便利である。
 今朝は,東京都内のとある場所に,9:30までに行かなければならない。朝一番の新幹線でも間に合わないので,こういうときには前日のうちに東京へ移動し,1泊することになる。ところが,広島市内で夜8時半ころまで用事があると,最終の新幹線に間に合わない。朝一番の新幹線は,広島発6:00で東京着10:06,最終の新幹線は,広島発19:57で東京着23:45なのである。
 こういうときは,夜行寝台列車を使うしかないわけだ。「あさかぜ」も「富士/はやぶさ」も「銀河」もなくなってしまった今,広島から東京へ行くときに利用できる夜行寝台列車は,「サンライズ出雲/瀬戸」しか残っていない。広島発21:45の新幹線い乗れば岡山に22:11に到着し,岡山発22:33の「サンライズ出雲/瀬戸」に乗り換えて,東京着が7:08となる。ふつうに新幹線を利用するよりも少々高くつくのだが,時間を有効に利用できるという意味では,とても価値が高い。

この列車の寝台は,基本的に「個室」となっている。今回利用したのは,6300円(このほかに運賃と特急料金が必要)の「ソロ」というもっとも安い部屋(さらに安い「座席」もあるがこれはオープンスペースである)である。値段に見合ってとんでもなく狭いのだが,荷物を置くスペースもあるので,とくに大柄な人でもなければ寝るのに苦労はないだろう。ドアがあってロックができ,大きな窓を独占できるのは快適である。

部屋にロックができるから,シャワールームも安心して利用できる。シャワーは1回310円で,お湯の出るのは6分間だけだが,お湯を止めている間は時間がカウントされないので,全身を洗って少しあたたまるだけなら十分である。寝る前にシャワーが利用できると,翌朝も気持ちいいので,ぜひ利用したいものだ。

列車は,とくに遅れることもなく,定刻に東京駅に到着。そして仕事を無事に終え,ホテルにチェックインして,学研「大人の科学」の「ふろく」を完成させられたのである。 ともあれ今回は,夜行寝台列車のありがたさを思い知ることになった。列車のなかで「ふろく」も完成させられたら,もう言うことなしだったのだが。


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