撮影日記


2009年02月16日(月) 天気:晴

ブラックカラントをいただいた

ブラックカラントという果実のドリンクをいただいた。
 聞きなれない名前であるが,これは別名を黒カシスという。ああ,カシスと言えば,聞き覚えがあるぞ。たとえば,カクテルなどにもよく使われているじゃないか。

それでも,どういうものなのか,いまひとつはっきりわからない。
 そういうときには,まず,インターネットで検索をしてみる。
 ざっと,9万件を超えるウェブページにヒットするが,それらのなかには,「健康に」「効果がある」かのように謳われている通信販売のページも含まれる。
 いや,健康食品というと,稀に「あやしげ」なものが含まれている,そんなイメージがあるじゃないか。具体的にどんなことが謳われているのだろうか,とりあえずいくつかのページを開いてみる。そこには「ビタミン」「ミネラル」「アントシアニン」などの,よく耳にする単語が並んでいる。まあ,果実には一般的に,ビタミンやミネラルが豊富に含まれているとされる。「アントシアニン」は,植物に一般的に含まれる色素であり,ブラックカラントのような色の濃い果実には,とくに多く含まれるとされているようだ。いずれにせよ,とくに注意を要する成分ではないようだ。

さて,このドリンクは,どのように利用すればよいのだろうか。

基本的には,水で4倍に薄めて飲めばよい,ということだ。
 さっそく試してみる。
 個人的な好みもあるだろうが,4倍というのは,やや濃いように感じられる。
 この製品は,砂糖やハチミツなども加えられている。また,ラベルに記された情報によれば,「4倍希釈時に果汁10%」とのこと。ということは,原液も果汁40%程度ということか。そのせいか,濃いめにすると,かなり甘ったるく感じる。逆に薄めにすると,カシスの酸味が目立つようだ。
 そのあたりは,各自適当に調整すればよいだろう。

水ではなく,お湯で薄めるのもよい。
 冬は,ホットカルピス。なのである。
 いや,これはカルピスではないが。お湯の場合も,濃いめにすると甘さが気になり,薄めにすると酸味が目立つ。このあたりの加減は,まさにお好み次第ということで。
 いずれにせよ,ちょうどよい加減にできれば,おいしく飲むことができる。

ほかの使い方も試してみた。
 プレーンヨーグルトに,フルーツソースとして,どぼどぼにかけるのもよい。
 砂糖やハチミツがかなり含まれているせいか,カシスの酸味が強いせいか,ヨーグルトの酸味もカシスの酸味も適度に融合して,食べやすくなるように感じられる。ヨーグルトをたくさん食べてみたいが,その酸味が苦手。という人には,チャレンジする価値がありそうだ。

ヨーグルトではなく,牛乳だったらどうだろうか?
 牛乳に混ぜると,どうやら固まりそうな気配を見せる。実際に固まることはなかったが,割合をうまくすれば,「フルーチェ」のようになるのかもしれない。
 飲んでみると,甘味が増して感じられるようになる。また,ほどほどに粘り気があるせいか,喉のいがらっぽさも緩和されたような気になる。

ほかに,お酒で割ってみたり,お菓子に練りこんだりしてみたいが,なかなかそこまで手が回らない。

こんな感じで調子にのって使っていると,あっというまに空(から)になりそうだ。
 ともあれこれは,けっこう気に入ってしまった。
 だからと言って,これをあらためて買うとなると,躊躇してしまう。じつはそんなに安いものでもないのだ。

しまった,罠にはめられたか?(笑)


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