2008年07月10日(木) 天気：晴
高速バスのきっぷを買う
この週末は，大阪に行く用事がある。行きは時間の余裕がないのですなおに新幹線を利用する予定だが，帰路は時間に余裕があるため，別の手段を選ぶことにする。前回の大阪から広島への移動の際には在来線の普通電車を利用したので，今回は，高速バスを利用してみることにした。
広島を発着する高速バスの場合，たとえば広島県内の町どうしを結ぶような路線など比較的距離の短い路線のバスは，「予約なし」で乗ることができるものが多い。それに対して，広島県外の町を結ぶような比較的距離の長い路線のバスは，「予約が必要」なものが多い。大阪と広島を結ぶ路線も，「予約が必要」な路線である。まあ，１日に数便しか運行されないような路線だから，予約制の方がありがたいのは間違いないのだが。
高速バスの予約は電話ですることもできるが，最近は，インターネット上の高速バス予約サイトを利用して，空席情報を確認して予約することができるようになっている。今回はまず，そのサイトで空席状況を確認してみた。
日曜日の夕方の，大阪発広島行きのバスは，案の定，かなり混んでいるようだ。夕方には16時台の便と17時台の便があるが，片方の便はすでに「空席０」と表示されている。一方，もう１つの便は，「空席２」と表示されている。まだかろうじて，席が残っているようだ。また，そのサイトの注意書きとして，「このサイトではみどりの窓口と併売である」「このサイトでは，みどりの窓口発売分は予約できない。」「このサイトで空席０であっても，みどりの窓口では席が残っている可能性がある。」ということが示されている。「みどりの窓口」というと，JRの駅の指定券売り場のことだ。この路線は，駅でもきっぷが買えるということらしい。また，インターネットで予約できる席，みどりの窓口で買える席など，それぞれ販売数に制限が設定されているらしい。
さて，「このサイト」でまだ空席が残っているようなので，近くの「みどりの窓口」がある駅に行ってみた。どうせなら，窓口でささっと購入してしまいたいものである。ところが，みどりの窓口の端末では，16時台の便も17時台の便も，「空席０」である。しまった，駅に行く時間の間に，予約が入ってしまったのだろうか？あらためて高速バス予約サイトを参照すると，まだ「空席２」である。みどりの窓口発売分の方が，先に売り切れてしまったのだろう。高速バス予約サイトの方で，席の残っていた便の予約を入れたのである。
ここまでが昨日の話。
高速バス予約サイトで予約したきっぷは，クレジットカードやコンビニエンスストアでの決済も可能であるが，やはり窓口できっぷを購入したいので(笑)，広島バスセンターの窓口へ向かった。そして，高速バス予約サイトでの予約番号を告げることで，無事に日曜日の夕方の大阪から広島までの高速バスのきっぷを購入することができたのである。
さて，せっかく紙屋町まで出てきたのだから(笑)，ついでに袋町電停前のBOOK OFFを覗いてみた。もちろん，地下の売り場が目当てである(笑)。カメラのジャンク品がないか探してみたが，ふしぎとコンパクトカメラやおもちゃカメラのジャンク品がみあたらない。そのかわり，ポラロイドカメラのジャンク品がいくつかみつかった。ポラロイド社が2008年2月21日にすべてのインスタントフィルムの製造・販売を2008年の夏までに終了することを発表(*1，*2)して以降，ポラロイドカメラや中判・大判カメラ用ポラバックなどが値崩れをおこしているのだろう。
これらのポラロイドカメラは，このまま「使い道のないもの」として見捨てられ消えていくわけだ。それを記録するために確保しておく必要はあると思うのだが，なぜか，なにも買わずに売り場を後にしたのであった。
広島市民球場の前まで来たとき。今年はまだ，広島市民球場でカープの試合を観戦していないことに気がついた。ちょうど昨日，今年はじめて「勝率５割」に達したこともあり，ちょっと覗いてみたくなったわけである。
入場券を購入し，スタンドへあがってみると，スタンドは妙に盛り上がっている。グラウンドを見ると，塁上をカープの選手がにぎわしている。チャーンス！今日は楽勝か！？と，わくわくしながらスコアボードに目をやると・・・・・
中日 ７ − ０ 広島
４回裏の攻撃中で，この状態である。orz
そのまま帰ろうかとも思ったが，とりあえず１点は返すことができたので観戦を続ける。その後，中継ぎ投手ががんばってくれて，ドラゴンズを０点で抑え続けている。カープはこのあと５回に１点，６回に３点，７回に２点を取り返し，なんと同点に追いついてしまった。
試合は延長戦にもつれこみ，結局は負けてしまったが，こういう大差を追いついたおもしろい展開を見ることができたのは，球場に足を運んだ甲斐があったというものだ。
広島市民球場で観戦する機会は，あと何回つくることができるだろうか。
画像は，携帯電話機のディジタルカメラ機能による。
＊１ http://www.polaroid.co.jp/support/important.html
＊２ http://www.polaroid.co.jp/support/discon.html
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撮影日記