撮影日記


2007年11月10日(土) 天気:くもり

取材?といえばディジタルカメラだろ!

今日は,ある講座の取材に行ってきた。取材といっても,仕事ではない。公共の広報誌に載せる記事を書くボランティアのようなものだ,といっておけば,まあ間違いではないだろう。
 今日の講座は,おもに室内でおこなわれた(実際にはこの講座は全4日間のものであり,後日は屋外での活動も含まれることになる)。ふつうの教室のような場所なので,照明は蛍光灯だけである(窓からの光は入りこむ)。こういうようすを撮影するには,やはりディジタルカメラを使いたい。

ということで,ニコンD70様を持ち出すことになる。
 まず,使われる画像の大きさは,縦横2〜3cmくらいの大きさである。たいした画質は要求されないのだ。600万画素クラスのD70様でも,十分にオーバースペックなのである。
 また,会場は決して明るいものではないし,かつ,蛍光灯による照明である。フィルムで撮ると,妙な色かぶりをおこしかねない。そんなとき,ディジタルカメラは自動的にほどほどのホワイトバランス調整をおこなってくれるので,さほど気にせずとも無難な画像を出力してくれる。
 さらにディジタルカメラの特徴として,1コマごとに「感度」の設定を変更できるというものがある(あまり感度の設定をあげるとノイズが気になってくるものなのだが)。できるだけ高感度の設定を利用することで,フラッシュを使わずに撮影をすることができる。そうすれば,妙な濃い影などに悩まされずに済む。
 それになんといっても,ディジタルカメラで撮影しておけば,取材後帰宅して,すぐに画像も組みこんだ原稿整理ができるというものだ。もちろん,フィルム代を気にせずに,多くのシーンを記録しておけるというメリットも見逃すことはできない。

ということで,「取材」には,やはりディジタルカメラが最高!なのである。

そもそも,ディジタル一眼レフカメラを買うことを決心させてくれたのは,「取材」活動であった。仕事で取材のようなものをおこなったとき,その帰路「こういうときにはディジタル一眼レフカメラがあると便利なんだけどなあ」と考えていたところに,友人から「フジFinepix S1 Proの中古が安く出ているよ」という情報が寄せられたのである(2004年12月30日の日記を参照)。そんなタイミングで,そんな情報を寄せられたら,ディジタル一眼レフカメラを買ってしまうのは当然であろう。

ということで繰り返すが,「取材」には,やはりディジタルカメラが最高!なのである。

上記のD70様の画像は,オリンパスC-960zoomというディジタルカメラで撮影した。2〜3cmくらいの大きさの画像をつくるのであれば,オリンパスC-960zoomのような「130万画素級」のディジタルカメラでも十分なのだが,C-960zoomは動作が遅く,バッテリーのもちも悪いなど,不便なのである。また,マニュアル操作がほとんどできないことも,結局,不便なのである。


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