撮影日記


2007年08月14日(火) 天気:晴

アイスキャンデーといえば北極だろ

暑い日には,冷たいものを食べたくなる。こういうときは,冷たいものといっても,たとえばアイスクリームではなく,アイスキャンデーがいい。
 アイスキャンデーでも,たとえばロッテ「スイカバー」のような凝ったものは必要ない(それはそれで,大きくて食べでがあって,魅力的なのだが)。むしろ,コンビニエンスストアなどでも安価に売られている,赤城乳業の「ガリガリ君」のようなシンプルなものがいい。そういえば,「ガリガリ君」も,ソーダ味だけではなく,コーラ味など妙なものも登場しているが,この夏に見かけたものとして,マンゴー味はなかなかいける。

ともあれ,夏といえば,アイスキャンデーである。

夏になると,551「蓬莱」のアイスキャンデーの広告をみかけるようになる。「551のアイスキャンデーのある時」と「ない時」の露骨な比較広告は,最近みかけなくなったようだが。ところで,551といえば「ぶたまん」が有名であろう。たとえば新大阪駅から西や東へくだる(東については,最近は「のぼる」というらしいが)新幹線に乗ると,その強烈な臭いの先に「551」の紙袋の姿を認める機会も多いはずだ。ただ,551は「ぶたまん」だけではない。アイスキャンデーも盛んに宣伝されているのである。
 しかし,私は,551のアイスキャンデーよりも,「北極」のアイスキャンデーをおすすめしたい。濃厚な果汁の味と香りは,たまらないうまさなのである。また,斜めに突き刺さった「わりばし」も,いい雰囲気を出してくれる。コンビニエンスストアで購入する「ガリガリ君」の約2倍の価格であるが,夏のささやかな贅沢として,まさに極上の逸品なのである。

今日は,なんばの方へ出かける用事があった。上の画像は,携帯電話機のディジタルカメラ機能によるものなので判別できなくなっているが,ここに「北極」のお店の看板が写っている。あまりに暑いせいか,ここまでくる間に,すでに「北極」のアイスキャンデーはとけはじめていた。地球温暖化が問題視されるようになって久しいが,最近は,北極海の海氷が減少していることが注目を集めているようだ。北極海でも氷はとけるし,なんばでも「北極」のアイスキャンデーがとけている。これはたいへん,一大事だ。
 ところで,「北極」のお店の看板には,ペンギンが描かれている。たしか,北極海にはペンギンはいないはずだが,まあ,細かいことにこだわるのは野暮ってものだ。


← 前のページ もくじ 次のページ →