撮影日記 |
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2007年03月07日(水) 天気:晴E6現像20%値上げいつもお世話になっているラボから,1枚の「お知らせ」が届いた。それは,リバーサルフィルムの現像料金を値上げするという通知である。それによると,「2007年4月2日から,イーストマン・コダックがE−6現像薬品を値上げする」と通知してきたことが,値上げの理由であるとされている。これまで,現像薬品等の値上げについては,「企業努力」で吸収してきたが,今回はあわせて値上げせざるを得ない状況になった,とのことである。 昨年12月に,コダクロームの日本国内での供給および現像処理の終了がアナウンスされたとき,「ついにこの日がやってきた」か,という気分になったものである。しかし,すでにコダクロームを使うことがなくなっていた(また,使うつもりもなくなっていた)私には,あまり実感をともなっていなかったのも,事実である。しかし,こんどは違う。直接,我が身に降りかかってくる問題である。 昨年,一昨年と,ポジフィルムの値上げがおこなわれた。そして,今年は現像料金の値上げである。このまま,毎年のように,それぞれの値上がおこなわれていくようなことには,なってほしくない。されど,そのまま採算が取れなくなったからと,フィルムの供給も現像サービスも終了してしまうような事態には,それ以上になってほしくない。コダクロームは,「日本国内での」サービスを終了するとアナウンスされたが,その後も,アメリカでの処理は続けるようであり,完全になくなるわけではないから,「フィルムを使って写真を撮る」ことがまったくできなくなるのは,まだまだ先のことかもしれない。ともあれ,これまで通り,フィルムを使って写真を撮りつづけるだけである。 |
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