撮影日記


2006年12月09日(土) 天気:雨のち曇

また,携帯電話を買いかえた

今年1月に,長年使っていた携帯電話機「N206 Hyper」を,「Premini-S」に買い換えた(2006年1月15日と2006年1月21日の日記を参照)。「N206 Hyper」を使うのをやめた理由は,バッテリーの「持ち」が悪くなったためである。このとき,新しく「Premini-S」を選んだ理由は,次の3点である。
 1 徹底して小さいこと。デザインが特異であること。
 2 折り畳み式ではないこと。
 3 店頭価格が1円であったこと。(笑)
 それまで使用していた「N206 Hyper」も,当時「最小最軽量」がセールスポイントであった(他に,「電話帳に漢字が使える」こともセールスポイントだった・・・・そういう時代だったのである)。だから,「Premini-S」の小ささにも魅力を感じたのである。しかも「Premini-S」は単に小さいだけではなく,曲面を多用した,特異なフォルムをもっている。この機種が「1円」ということは,「あまりに特異なデザインなので,受け入れられず,あまり売れなかった」のだろうと想像した。つまり,ほかにこれを使っている人は多くないに相違ない!と考えたわけである。
 ところで,携帯電話機にしてもなんにしても,折り畳み式のものは,その接続部が壊れやすいのではないか?という懸念がある。そのため,携帯電話機でも,折り畳み式ではないものをずっと選んでいたのであった(といっても,「N206 Hyper」の前に使っていたのは,アナログの「NII」だけであるが)。
 さて,そうやって選んだ「Premini-S」であるが,たいへん小さいことはやはり満足である。ボタンやLCDは小さいので操作には慣れが必要であるが,それなりによく考えてつくられていることが使っているうちにわかってくる。ここまでは大きな不満がないのだが,意外と使っている人を多く見かけるのは,少々予想外であった(笑)。しかも,職場の先輩にも,「Premini-S」を使っている人がいたのである。

そうはいっても,まだまだ使い続けるつもりであった。ところが先週,「まだバッテリーの残量表示が2(携帯電話のバッテリー残量表示は3段階で表示されるのが一般的のようだ)なのに」通話中にバッテリー切れを起こしてくれたのである。もしかしたら,このような現象は,このとき「だけ」,「たまたま」起こったことかもしれない。しかし,そもそも「N206 Hyper」のバッテリーの「持ち」が悪くなったから買いかえたのであるから,このできごとは,「Premini-S」への信頼感を一気に失わせるのに十分であった。

そんなとき,この機種が「1円」で売られているのを見つけてしまった。

「1円」という機種は,たいてい「新規契約」の場合だけに適用される。しかし,この機種については「10ヶ月以上使用」の場合の「機種変更」にも適用されるという。「Premini-S」に機種変更してから,10ヶ月を過ぎているので,「1円」という価格が適用されるのだ。
 これは「Music Porter」という愛称のつけられた機種で,2004年末ころに,「コンセプトモデル」の1つとして発売された(件の「Premini-S」もそのときに発売された「コンセプトモデル」の1つであったのだが)。「Music Porter」の特徴は,いまやあたりまえになってきた音楽プレーヤ機能であるが,私はこれに「FMラジオ受信機能」が搭載されていることに着目していた。私は,「携帯電話に欲しい機能」として,「ラジオ受信機能」をずっと求めていたのである(2004年9月5日の日記を参照)。
 この機種の場合,きっと「音楽プレーヤ機能」や「FMラジオ受信機能」などを利用すると,バッテリーの消費が急激にすすむことは予想される。だから,バッテリーの「持ち」を理由に,機種変更をすることはないのではないかと思う。

ちなみに,私ははじめて「折り畳み式」の携帯電話を選んだことになる。


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