撮影日記


2006年11月13日(月) 天気:晴

「常清滝の四季」
展示作品09 雪に集う

10月21日(土),22日(日)におこなった,「新・広島お気軽写真クラブ 第3回写真展」で展示した9枚目は,この写真である。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 100mm F3.5, E100G

常清滝の魅力の1つとして,「冬には凍結することもある」というものがある。これはよく知られているようで,現地で私と同じように写真を撮りに来ている人を見かけることもある。
 しかし,なかなか凍結したその瞬間に出会うことは少ない。それでもまあ,早朝であれば,溶け残りのようなものに,少しは出会えることもある。この日は,早朝にそんな名残りを撮ったあと,展望台へあがって全景を眺めているときに撮ったものである。この人たちもきっと,凍結の名残り,あるいはすなおに,雪に覆われた姿を撮りにきたのであろう。カメラの機種まではよくわからないが,もっとも手前で三脚を立てている人のカメラは,キヤノンのいわゆる「白レンズ(高価な大口径望遠レンズ)」だと思われる。彼らは,写真を趣味としている人たちであることは,間違いないだろう。
 どうせなら,こういう人たちがいないシーンを撮りたいものであるが,これまでにもすでにそういうシーンは何度か撮っている。たまには,人がいるシーンを撮ってもいいだろう。この位置でこの大きさであれば,個人を特定することは困難だろうから,肖像権の問題も出てこないに相違ない(^_^:
 ここで見られるように,こういうときは遊歩道にも雪はけっこう深く残っている。ある程度の長さのある靴を履いておくのがいいだろう。また,遊歩道はところどころ勾配の急なところもある。すべりどめも用意しておく方がよい。そうしておけば,駐車場からの距離は400mないし500mほどなので,さほど苦もなく訪れることができるだろう。

もちろん,クルマの方にも,すべりどめは用意しておくべきである。スタッドレスタイヤの使用が望ましいのだろうが,私はすなおに,チェーンを用意しているだけである。


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