撮影日記

2006年09月22日(金)　天気：晴

写真展のご案内

今日は，宣伝（笑）。

2004年5月，2005年7月についで，「新・広島お気軽写真クラブ」の３回目の写真展を，2006年10月21日(土)および22日(日)におこなうことになった。会場は，これまでと同様に，西区民文化センターのギャラリーである。当日，近くへお越しの用などあれば，ぜひお立ち寄りいただきたく思う。

写真の楽しみ方は，人それぞれあるだろう。撮影するという行為そのものが楽しい，という面を重視する人もあるだろう。コンテストなどでの入選を狙うことを重視する人もあるだろう。しかし，写真をなによりも「表現」や「伝達」の手段と考えるなら，撮った写真をだれにも見せないでいるのはもったいない。
　撮った写真を見せるスタイルとしては，いろいろなものが考えられる。気のあった仲間どうしで見せあうのも１つの方法だろうが，自分も友人もみな多忙である場合，お互いの時間の都合をつけて，写真を見せあうというのは案外と難しいものである。
　インターネットのＷＷＷを使って見せる方法は，お手軽である。最近は，ブログやフォトアルバムなどのサービスを利用して，ほんとうにお手軽に写真を提示できるようになった。しかし，それらのサービスでは，提示されている写真の全貌がわかりにくかったり，見たい写真を見つけることがむずかしかったりする。JavaScriptやFlashなどを利用して，凝った見せ方をするウェブサイトも見られるが，見るスタイルを押しつけられている感じがして，心地よく見ることができないと感じるケースが多い。感じ方は人それぞれであるが，ＷＷＷという環境は，人がアクセスしやすい環境であるはずなのだが，そこに提示されている「写真を見る」という単純な行為においてすら，実は敷居が高い場合があるのだ。私はすなおなHTMLで書かれたサイトが，いちばん見やすいと感じている。

ということで，この写真展の目的は，撮った写真をいろいろな人に見ていただくことにある。 人の集まりやすい場で，それなりのサイズのプリントを提示することは，そこへ足を運ぶ必要があるという問題はあるが，「見る」という単純な行為においてはもっとも適していると考える。写真展を大げさに考えず，お気軽に「展示」することを主目的として，今後も続けていきたいと考えている。