撮影日記


2006年07月31日(月) 天気:はれ

定休日は日曜日

広島駅周辺には,何件かの中古カメラ店が集中している。これは,「的場中古カメラ街」ともよばれている。東京や大阪にくらべて,お店の数の絶対数が少ないことは当然だが,かぎられた範囲内に密集している程度は,全国的にも特筆できるものではないだろうか。
 そんな,的場中古カメラ街のなかで,大洲カメラというお店は,日曜日が定休日のようだ。だから,日曜日にこの界隈を訪れると,立ち寄ることのできるお店が少ないわけで,少し物足りない。もちろん,昨日も,大洲カメラはお休みだった。
 的場中古カメラ街に立ち寄った後,久しぶりに銀山(かなやま)町の松本無線に立ち寄った。貼り紙があった。それは,定休日が水曜日から日曜日に変わる予定を告げるものだった。松本無線では,たまたま「AM用ループアンテナ」というものを見つけたので,買ってみた。チューナーなどにつないで使うのによさそうだ。

ところで,日曜日が定休日というのは,お店としてはどういう意図があるのだろうか?

たしかに,日曜日が仕事の日で,それ以外の日が休日になる人も少なくないだろう。また,日曜日が休日の人であっても,最近は,制度上は土曜日も休みのことが多くなっているだろう(制度上は休みがあっても,実質的には休みのない日とも少ないないとは思うが)。だから,日曜日がお休みのお店が増えても,必ずしもそのお店を利用できなくなるという人ばかりではないだろう。
 日曜日が定休日のお店というのは,店主が「日曜日は休む」という主義をもっているのかもしれない。あるいは,従業員の希望によるものかもしれない。あるいは,「日曜日がお休みのような人は上得意ではない」という判断があるのかもしれない。実際は,どうなのだろう?
 ところで,田舎の町で,その中心部に商店街があったりする。そういうところのお店は,日曜日がお休みになっているケースが多いような気がする。日曜日を利用して,どこかを訪れたとき,そこのお店が軒並み閉まっていると,「ここは,とても寂れた町だ。」という印象をもつことになる。通りすがりの人がそうそうお金を使ってくれることも少ないだろうから,日曜日にお店を開けるのは割りに合わないと判断されてのことかもしれない。しかし,その町が,少しでも観光客に来てもらおうと考えているのであれば,商店街は日曜日こそ営業してしかるべきではないだろうか。

このあと,金座街のアカデミイ書店へ向かったのだが,そのときのお話は,次の機会に。


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