撮影日記


2006年06月26日(月) 天気:くもり

超高速カメラ? マルマン「エクスプレス」

今日は,石巻市の方へ行き,仙台市内へ戻ってきた。
 石巻と仙台を結ぶ幹線道路は,国道45号線である。その国道45号線であるが,仙台市内中心部付近では,右に左にカーブを繰り返す。広島市内中心部付近でも,国道54号線が紙屋町で十日市町で横川で右折左折を繰り返すが,それとはくらべものにならないくらい,細かく曲がっているのである。どちらにしても,慣れてしまえばさほど問題には感じないのだろうが,仙台市内の土地勘のない私にとって,仙台市内中心部付近の国道45号線は,非常に走りにくいと感じる道なのである。
 そうは言っても,結局,国道45号線を走る。仙台市内中心部付近の道は,直角ではなく斜めに交わるケースが多く感じられるなど,交差点が複雑な場所が多いように感じる。国道45号線のほかの道もたいがい曲がりくねっており,結局,国道45号線をたどるのがもっともわかりやすいことになるのであった。

仕事の後,1件の「ハードオフ」をみかけたので,立ち寄ってみた。「ハードオフ」は,いわゆるリサイクルショップである(原料として利用するわけではないので,リユースショップと呼ぶのが正確なのだろうか?)。
 「ハードオフ」ではカメラも扱っている店舗が多く,さらに「ジャンクコーナー」もある。「ハードオフ」のジャンクコーナーは,カメラだけでなくさまざまなものが扱われているので,それなりにおもしろいのだが,実際にそこでなにかを買ったことはなかった。なぜなら,ジャンクコーナーにあるカメラの大半は,チェキやXiaoなどのインスタントカメラあるいは「おもちゃカメラ」である。「おもちゃカメラ」を収集するならむしろ好都合かもしれないが,そこまで手を出すと収拾がつかなくなるだろうし,そもそもどこででも見かけるような「おもちゃカメラ」ばかりである(そういう平凡なものほど,いずれ見つけ出すことが困難になることは頭ではわかっているのだが)。
 いつものように,あまり期待せずにジャンクコーナーのカメラを見ていたところ,「4連写カメラ」が見つかった。ライカ判の1コマを4分割し,少しずつ時差をつけて露光することで,一連の動きを4コマの静止画像として記録することができるようになっているカメラである(2005年6月25日の日記,カメラミュージアム第6展示室「グラフィック35」も参照)。ただし,その機構はあくまでも「おもちゃ」であり,できあがる写真の質に過度の期待は禁物である。「ハードオフ」でみつけたそのカメラは,残念なことにスポーツファインダーが破損していたので,購入は見送った。

さらにジャンクコーナーを見ていると,マルマン「エクスプレス(EXPRESS)」というカメラを見つけた。一見すると,露出調整がお天気マーク式の,普通の安価なカメラである。しかし目を引いたのは,レンズの焦点距離が24mmであると記載されている点である。超広角レンズのカメラならおもしろいな,と思ったのだが,裏蓋を開けてみて納得,ハーフサイズカメラであった。さらに見てみると,巻き上げノブはなく,電動巻き上げのようである。そして,カメラの正面には「High Speed Drive」という文字がある。どの程度の「High Speed」なのだろうか?その答えは,カメラの上部にあった。切り替えスイッチがあり,その一方に「8ex./1sec」とある。
 マジか?
 文字通り受け取れば,「毎秒8コマ」である。「毎秒8コマ」というと,ニコン「F5」様並みではないか。これは,実際にどのくらいの効果があるのか,買って確かめてみなければなるまい。

正面には「High Speed Drive」の文字が・・・・
上部には「8ex./1sec」の文字が・・・・

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