撮影日記


2006年04月02日(日) 天気:雨のち晴

夏の名残り

今年,サクラの開花は例年より少し早い傾向を見せた。しかしその直後から,寒さがぶり返し,ペースは少々落ちたように思われる。さて,広島市内のソメイヨシノは,ツボミがふくらんで色づいてきたような状態である。もう少し北の方ではどのような状況だろうか。天気は雨だったが,天気予報によれば,夕方までには止むということなので,軽く偵察にでかけることにした。
 ところで,私は,お茶など用に,「名水」とよばれる地下水を汲んできて,それを利用している。ふだんは,竜頭峡の水をいただいてくることが多い。さて,汲み置きの水が底をついていたので,それも汲んでくることを考えた。竜頭峡の水は,雨の直後には雨水が混じると聞いているので,今日は,深い井戸から汲み上げている,千代田の「よみがえりの水」をいただくことにした。
 さて,とりあえず出発したものの,空はだんだん暗くなり,雨は激しさを増してきた。本当に,夕方には止むというのだろうか?

「よみがえりの水」を汲んだ後,やや雨脚が弱くなってきた。飯室まで引き返して国道191号線に入り,安野のようすをうかがってみた。サクラは,まだまだ,ツボミがかたい。そのころ,雨は止んだ。天気予報は,当たったようだ。雨が止んだので,筒賀神社まで足をのばすことにした。
 そして,筒賀神社についたころには,すっかり「晴れ」である。さっきまでのどしゃ降りはどこへ行ったのだろう。
 大イチョウは,すっかり葉を落としたままであるが,芽は着実にふくらんできている。幹には,去年の夏のものと思われる,セミの抜け殻が残っていた。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 250mm F5, EPN

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