撮影日記 |
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2006年03月26日(日) 天気:曇ホトケノザを追えこの冬の天気は,全国的に大雪の傾向にあり,豪雪による害も多く報道されていた。夜のNHKテレビの「ニュース10」では,最後の方に天気予報のコーナーがある。そこでは,冬の寒波の到来を「冬将軍が来る」という表現を使っており,テレビ画面には,「冬」という文字のついた兜をかぶりヒゲをはやした「冬将軍」のキャラクターが数年前から登場している。「冬将軍」に,一種の親しみをこめているかのようである。この冬,「冬将軍」の登場回数はたいへん多くなった。しかし,一時期,「冬将軍」という呼び方をしていないころがあった。あまりにもの雪害の大きさからか,自主規制でもしていたのだろうか? ともあれ,春が近づいているのは事実である。そして,公園や道ばたなどにも,さまざまな小さな花が姿を見せはじめている。 Nikon F3, AF Micro-NIKKOR 105mm F2.8S, EBホトケノザは,日本国内ではおそらく(たぶん北海道を除いて)どこにでもあたりまえのように見られる花であろう。シソ科の1年草で,あまり背も高くなく,花はたいへん小さい。しかし,この色と形は,見ていて飽きないものである。まだ開く前の状態は,小さな,濃い赤の点にすぎない。これが開花すると,曲面で構成された,美しい姿になる。 さて,このように背が低い花を撮るには,地面に寝そべって撮ることになるだろう。そういうとき,ウエストレベルファインダーがあれば上から覗くことができるので,多少は楽になる。ただ,ウエストレベルファインダーの場合,「縦位置」で撮るのはかえって難しくなる。しかし,アングルファインダーのように「小さな覗き窓を見る」のではなく,ピントグラスを離れた位置から眺めることのできる,ウエストレベルファインダーが私は好きである。 今日の結論。F3様こそが,最高のニコン一眼レフカメラである。これでいいだろう。 |
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