撮影日記


2006年01月15日(日) 天気:晴のち曇

携帯電話の買い換えを考える

長年使ってきた携帯電話機,「N206 Hyper」のバッテリーが,そろそろ限界に達しているようだ。「持ち」が非常に悪くなっている。それが使用にかなりの影響を与える状況になってきたので,前向きに買い換えを検討することにした。
 さて,携帯電話は「第3世代」とよばれる時代にはいっている。「第3世代」の携帯電話は,高速大容量のデータ通信をベースに,マルチメディア端末として使えることがウリになっている。そのため,データ通信におけるさまざまな定額サービスも示されている。ところで,私が使っている「N206 Hyper」は,インターネットへの電子メールも送信できないような旧型だ。購入時,「特徴」として,「(当時)最小最軽量」であることと「電話帳に漢字が使える」ことが示されていた(笑)。私は,折り畳み式の機種があまり好きではなかったことと,「最小最軽量」という文句に惹かれて,この機種を選んだのだった。もっとも,それまで使っていた「NII」という電話機が,アナログ携帯電話サービスの終了によって使用できなくなるというので,やむを得ず買い換えたものである。
 ところで,私は,携帯電話機で,情報サービスをいろいろと利用するつもりはない。電子メールについても,できるだけ1つのメールアドレスに集約したいので,携帯電話専用にメールアドレスをもつ気がないのである(だから,この期におよんでPDAに手を出してみたりする)。また,基本使用料も,電話機本体についても,できるだけその出費をおさえたいというケチな体質ももちあわせている(笑)。

そこで,久しぶりにいくつかの販売店を見て回ることにした。その結果,旧モデルなどが安売りされている場合があることに気がついた。しかし,それらは「第3世代」携帯電話「FOMA(フォーマ)」の旧型である。「FOMA」は,2GHZ帯の電波を利用してサービスがはじまったが,そのサービスエリアは都市部に限られる。最近になって,800MHz帯の電波も利用して,「FOMAプラスエリア」というものが,山間部にも展開されるようになって,従来の「mova(ムーバ)」のサービスエリアに近づきつつあるのが現状である。安売りされていた旧型の「FOMA」は,2GHz帯専用の端末のようで,わざわざそのような利用可能エリアの狭いものに乗り換える必要はない。
 また,そういう旧モデルの安売りだけでなく,「FOMA」の端末は,データ通信の定額パックへの加入を条件に,安価に販売されている。データ通信を多く使う予定のない私にとっては,不都合である。そもそも,データ通信に魅力を感じていないのだから,「FOMA」を選ぶ必要はない。すなおに「mova」を選べばよいのである。

そんなときに,「Premini-S」という機種が,どこでも非常に安く売られていることに気がついた。非常に小さいところが魅力だ。イヤホン端子がないので,いま使っているハンズフリーユニットが使用できないが,充電端子を利用したハンズフリーユニットを入手すれば問題ない。「おサイフケータイ」や「カメラ」「音楽再生機能」などの付加機能はなにもない「割り切り」も好感が持てる。いずれ,「FOMA」に一本化されるんだろうから,そのときまでの「つなぎ」として使うにも後悔しないであろう価格なので,これに非常に惹かれている。
 しかし,せっかくだから,「mova」であっても,「おサイフケータイ」や「カメラ」機能の充実した機種を使ってみたいような気もするし,以前から携帯電話にあってほしいと考えていたFMラジオ機能のある「Music Porter」や「RADIDEN」を選ぶという道もある。
 もうしばらくじっくりと考えたいところだが,「N206 Hyper」のバッテリーの能力は,限界に近づいている・・・・・


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