撮影日記 |
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2005年11月18日(木) 天気:晴一時雨ニコノスIV-Aは正しい選択か?実は,ニコノス様をお迎えしようかと最初に考えたのは,8年も前のことであった(1997年7月26日の日記を参照)。そのとき,レンズつきの「ニコノスIV-A」様を¥36,000というお布施額でお迎えすることができるようになっていた。このお布施額なら,お迎えさせていただいてもいいかな?と思ったものである。しかし,フラッシュ撮影のためには,水中用の特殊な製品を別にお迎えする必要があり,そこまでお布施するべしかどうか悩んでいるうちに,ニコン「ピカイチカリブ」様という防水(耐水深3m)コンパクトカメラをみつけ,そちらをお迎えしたのであった。「ピカイチカリブ」様なら,フラッシュは内蔵されている。 お迎えした「ニコノスIV-A」様には,取り扱い説明書が付属していた。最初のページには,どのカメラもそうであろうが,「各部の名称」を示す写真が掲載されている。ページをめくると「目次」があり,もう1ページめくると,ニコノス様ならでわと思われる注意書きが4ページにわたって記載されている。 「Oリングのチェックは撮影準備の第一歩です」 ニコノス様は,水深50mの水中においても,そのまま撮影ができるカメラである。その防水性能は,開口部に設けられたゴム部品により確保されている。このゴム部品は,「O(オー)リング」とよばれている。万一,Oリングに傷がついたり,磨耗したりして隙間が生じていたら,水圧に耐えることができず,カメラ内部に浸水し,故障につながる危険性があるという。そのため,撮影前にはOリングを点検したり,レンズの交換や裏ぶたの開閉の際には,専用のオイルを少し塗って,Oリングの磨耗を防ぐように,注意が促されている。 ところで,「ニコノスIV-A」様は,製造販売が終了してから,いささか年月が経過している。このような部品が,いまでも提供されているのかどうか,気がかりな点であった。さっそく,株式会社ニコンのウェブサイトを見たところ,オンラインショッピングのコーナーに,「ニコノスIV-A用Oリングセット」の記載があったのを確認することができた。 ニコノスIV-A用 Oリングセットすでに,株式会社ニコンのウェブサイトには,「ニコノスIII」様以前用のOリングセットは記載されていない。少なくとも,「ニコノスIII」様よりは,「ニコノスIV-A」様をお迎えした方が,実用的であることは間違いなさそうだ。 加筆しました。 2006年01月16日(月) 天気:曇のち雨本日,株式会社ニコンのウェブサイトを確認したところ,「ニコノスIV-A用Oリングセット」は「販売終了」となっていた。 |
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