撮影日記


2005年10月03日(月) 天気:曇

無線LANスポット

地球内部では,マントルという物質が対流している。その上昇流にあたる部分がプレートを突き抜けて,火山活動がおこった場所を「ホットスポット」という。ところが,最近よく耳にする「ホットスポット」は,これとは違う。この「ホットスポット」は,無線LANによるインターネットへの接続を提供している場所を指している。しかし,この言葉は,NTTコミュニケーションズ(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)が商標登録したようで,「無線LANスポット」と呼ぶのが適切だとする意見もあるようだ。
 無線LANによるインターネットへの接続サービスには,有料のものと無料のものがある。NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」は,有料サービスの1つである。一方,無料サービスにはバッファロー(株式会社バッファロー)が主催する,「FREESPOT協議会」による「FREESPOT」がある。「HOTSPOT」は広いサービスエリアや高いセキュリティを,「FREESPOT」は利便性を中心に考えたサービスのようだ。

そんな「FREESPOT」のサービスエリアが,近所に存在することに最近気がついた。見つけたからには,実験するしかない。こんなときは,SONY「Clie PEG-NX60」の登場となる。PDAは,持ち運びが容易で,起動も速い,そこが大きな魅力だ。そもそも,PHSと無線LANの両方が使えるPDAだったので,SONY「Clie PEG-NX60」を選択したのである。
 さて,「FREESPOT」の電波は,あっさりととらえることができた。接続も,難なくできる。この状態で,WWWの閲覧は問題なくおこなうことができた。また,電子メールの受信も,問題ない。しかし,電子メールの送信が,うまくできない無線LANスポットもある。「迷惑メール」などの発信に利用されないように,なんらかの制限がかけられているのだろう。
 ま,いろいろと調べてみよう。

wireless LAN card

今後,出張などでほかの町へでかける機会があれば,その周辺の「FREESPOT」を事前に調べておくことにしよう。そうすれば,まだまだFOMAなどを利用しなくても,PHSと無線LANで,低コストな通信が利用できるはずだ。


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