撮影日記


2005年04月28日(木) 天気:晴

ピンホールカメラはカメラ自作の第一歩

先週の日記でも紹介したが,ジャンクな二眼レフカメラを利用してピンホールカメラを製作した。
 このたび,ピンホールカメラを製作するにあたって,まずは,120フィルムあるいはポラロイドや4×5判シートフィルムなどを使うようなものを考えた。このとき,厚紙を使うにせよ,木を使うにせよ,暗箱をつくるのが少々面倒に感じたものである(笑)。また,ロールフィルムを使うのであれば,巻き上げや巻き止めの工夫が必要になる。そこで,ジャンクな二眼レフを利用すれば,とりあえず手っ取り早く,製作できることに気がついたのである。
 今回は,二眼レフカメラのボディをそのまま利用しているので,視野は二眼レフカメラの標準的なものと大差ない。

ピンホールは,薄い素材に小さく正確な円形を開けることが望ましいとされる,今回はやや厚めの素材を利用した。そのため,いかにも素人作りのピンホールカメラらしく(笑),非常にあいまいな画像が期待通り得られたものと考えている。
 ところで,このカメラの視野内に,太陽の直射を入れてみた。

このような像は,レンズを使ったカメラでは,絶対に得られないものであろう。こういう撮り方が,このカメラではもっともおもしろいかもしれない。

次は,スプリングカメラのジャンク品を入手したいと考えている。レンズのかわりにピンホールをとりつけ,蛇腹をたたんだ状態で撮影すれば,より広角なピンホールカメラが簡単にできないものか,と期待しているのである。


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