撮影日記


2005年01月16日(日) 天気:曇

宝さがし?

職場の上役の人(部署は違う)が引越しをされる。この機会に,いろいろと荷物を整理するとのことで,昭和55年ころの写真集をくださるという。いただいた本は,次の通りである。

●集英社 現代日本写真全集「日本の美」全12巻 (昭和54年)
 ●集英社 現代日本写真全集「日本の心」全12巻 (昭和55年)
 ●集英社 入江泰吉写真全集 全8巻 (昭和56年)

けっこうな大きさであり,重さである。よい本だが,これだけ場所をとると,さすがにもてあますかもしれない(笑)。このような本を持っておられるということは,この方も,相当な写真好きであることはご察しいただけるであろう。

そろそろ帰ろうかと思ったころ,レンズもいただいた。

●タムロンSP500mm F8 (TAMRON SP500mm F8, 55B)
 ●シグマ ミラー1000mm F13.5 (SIGMA MIRROR TELEPHOTO 1000mm F13.5)

以前,北海道におられたときに購入されたとのことだが「もう使わない」という。たしかに,このような超望遠レンズは,それなりの目的がなければなかなか使う機会はないであろう。
 私は,すでにReflex-NIKKOR 500mm F8(new)を経験しているので,500mmレンズは珍しいものではない。しかし,1000mmレンズは未知の世界である。これでなにを撮ってみようか,考えをめぐらせる。しかし,なかなか「これ!」というものが思いつかない。
 とりあえず,1000mm超望遠レンズの視野はどんなものだろう?すでに日は沈み,あたりは薄暗くなっていたが,ファインダーを覗いてみた。

F13.5の視野は,絶望的に暗いものだった。


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