撮影日記


2004年09月05日(日) 天気:曇ときどき雨

携帯電話に欲しい機能

携帯電話機の発達

最近の携帯電話機では,いろいろなことができる。
 まず,通話はあたりまえとして,データ通信もあたりまえ。データ通信といっても,ほかの端末に接続して利用するのではなく,携帯電話機そのものが端末になっている。こんなのもあたりまえ。さらに,ディジタルカメラ,ビデオカメラとしての機能もあたりまえになっている。
 携帯電話機が,情報端末になっていることで,ニュースなどの情報を,携帯電話機で読む人も増えているようだ。そして,新聞を購読しなくなるような極端な人までいる(笑)。たしかに,朝,いろいろと忙しくて新聞を読むような時間のない人も多いだろう。一人暮らしであれば,家に残る家族の誰かが新聞を読みたがるといわけでもないだろうから,そういう割り切りも,ごく自然なことなのかもしれない。

情報をどこから得るか

財団法人日本気象協会など,WWWを通じて気象情報を提供するサイトも多くある。これらが提供する情報は,天気予報だけでなく,地震や台風の速報なども含まれる。
 数年前に,山陰地方で地震があったとき,広島でもそこそこの揺れを感じた。これはどこで起きたどれくらいの地震なんだろう?という情報を求めて,地震情報を提供するサイトへのアクセスを試みた人も多いだろう。地震情報が,地震直後に提供されるわけではないことは,言うまでもないだろう。「地震情報」という形に整理されるまで,数分以上のギャップはどうしても生じる。
 そして,情報が提供され始めたであろう頃にアクセスをすると,回線が混雑していて,なかなか情報が表示されないということもある。
 結局,こういうときは,テレビやラジオから情報を得るのが,もっとも早いのである。情報収集に関して,インターネット万能主義(そんなのあるんか?(笑))に陥っている人は,十分に気をつけられたい。
 だからというわけではないが,私は出張などででかけるときには,たいていラジオを持参する。できれば,中波放送とFM放送が受信できるものがよい。中波放送(とくにNHK第1放送)は,その手の情報には反応が早く,何度もしつこく情報を提供してくれる。中波放送は,電車の中などでは受信しにくいことがあるが,新幹線では,FM放送帯の微弱電波を使って,NHK第1放送を車内に中継してくれている。これも便利なときがある。

地震だ!

今日は,たまたま大阪にいたときに,地震を感じた。わりと大きなものだったので,どこでどれくらいの規模の地震が発生したのかが気になった。さっそく周囲の人たちは,携帯電話で情報を得ようとしていたようだが,すぐに回線はいっぱいになり通話制限がかかるようになった。結局,ラジオが一番情報が早いのである(ただし,契約数の比較的少ないシステムの携帯電話は,通話制限になりにくいらしい)。
 私が,出張などに持ち歩くラジオは,2種類ある。1つは,ありきたりなFM−中波の2バンドのポケットラジオである。単3乾電池2本で聞くことができるが,なかなか電池が消耗しなくて,グッドである。本当に,永遠に鳴り続けるのか?(そんなわけないが),と思えるくらい,電池を心配する必要がない。ただし,現代的にはカッコイイものではない(笑)。
 もう1つは,中波ラジオつきのポケットテレビである。これは,通勤の帰り道などに,カープの試合中継を確認するにも重宝する(笑))。ただし,テレビを使うと電池の消耗が激しい。ラジオだけでも,旧来のポケットラジオにくらべると,はるかに電池のもちは悪い。ついでに言うと,単3乾電池3本で動作するというのは,中途半端で困る(笑)。
 いま,私が使っている携帯電話機は,アナログ携帯電話のサービスが終了するころのものである。そろそろ買い替え時だと思うのだが,FMと中波のラジオ放送が受信できるような機種が登場したら,前向きに検討したいぞ。


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