撮影日記


2004年06月23日(水) 天気:晴

通り抜けできません

道路工事

年度末には道路工事が多い。必要のない工事はするな!と叫びたくなるくらい,道路工事が多い。それらは,一度つくった道路を,なんらかの理由をつけて,掘り返し,埋め戻している。どうせするなら電線の地中化などをあわせてやってみろと,個人的にはそう思う。
 そうではなく,新しい道路をつくる工事もある。それまで道路のなかったところに道路をつくる場合もあるだろうし,それまであった道路を改良する場合もあるだろう。その新しい道路は,交通量の多い地域のバイパスとしてつくられることもあるだろうし,たいして交通量のないようなところにつくられることもある。山のなかなどで,非常に快適な道路が続いているところもあるだろうが,そこを何分も走っていても,まったく対向車とすれ違わないようなこともある。そこになんらかの道路が必要だったのだろうが,そこに提供されている道路は,過剰に立派ではないかと思えることもある。
 道路をつくるとき,お金のかけかたを間違っていないか?という気が,ときどきする。私が考えすぎているだけだろうか。

通行止め

経緯はどうあれ,道路工事がある場合,その道路は一時的に通行止めになることもある。夜間など短時間の通行止めもあれば,数日間にわたることもある。災害復旧時などは,何ヶ月も通行止めになることもある。そんなときは,よほど工事がたいへんなのか,あるいは急いで直す必要もないという事情があるのだろう。なんでそんなところに,そんな道路をつくったんだろう?謎だ。
 そういう難所の道路には,「大型車通行禁止」「大型車通行困難」というものがある。私が乗るのは小型の乗用車であるが,このような道路は,あまり通りたくないという気にもなる。しかし対向車さえこないならけっこう楽しい(笑)道路だったりするので,通りたいという気にもある。そのような道路はたしかに狭く,急カーブが連続することが多いからだ。
 大型車にとって通行困難な道路は,山の中だけにあるとは限らない。町のなかでも,いわゆる路地のようなところは,大型車にとって通行困難な道路である。

大型車は・・・

新しい道路がつくられる場合,部分的に開通させながら工事が続く場合がある。路地の多い町に,そのような道路ができると,そこがそのあとは幹線道路になることだろう。
 ある町をクルマで走っていたとき,そんな建設中の新しい道路にであった。道路は私が行きたい方に向かって伸びている。たいへん快適だ。やがて,前方の交差点に看板が立っているのが見えた。

 

大型車は通り抜けできません

 

建設中の道路だから,ここから先はまだ大型車は通れないんだろう。と思い,先へ進んだ。次の交差点にもなにか看板が立っている。

 

小型車も通り抜けできません

 


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