撮影日記


2002年07月19日(金) 天気:雨

突然,ノートパソコンの話

このページをご覧の方は,おそらくパソコンをお持ちであろうと思う。中には,個人ではパソコンを所有せず,職場などからこっそりと見ているだけの方もあるかもしれないが。
 個人で自宅にパソコンを購入される場合,最近はノートパソコンを選択される人もかなり多いように思う。また,古くからデスクトップ型やタワー型のパソコンを使っている人も,2台目としてノートパソコンを購入していることが多いのではないだろうか。また,出張などでパソコンを持ち歩きたく,小型のノートパソコンを所有している人もあるだろう。

現在,私は,タワー型の自作パソコンと,小型のノートパソコンを使い分けている。ふだん,おもに使うのはタワー型パソコンなので,ノートパソコンにはとにかく「小型」であることを求めていた。そこで,ちょっと古い製品ではあるが,東芝の「リブレット20」という機種を使い続けている(職場の先輩から,格安で奪い取った)。
 この小ささは,うれしい。しかし,あまりにもスペックが古いこともあり,買い替えを考えることもあった。とはいえ,衝動買いのできる価格では,なかなか見つかるものではない。
 そんなとき,出張中の空き時間に立ち寄った店で,リブレット用の「大容量バッテリー」が売られているのをみつけた。もう,何年も前に,販売が終了したはずのものが大量に,しかも格安で売られている。ジャンク扱いではあるが,思わず2本も購入してしまった。このように予備のバッテリーが確保できれば,小型であるという特性をフルに活かして,積極的に携帯して運用する場面が増えてくる。
 また,職場の後輩から,リブレット20用の標準バッテリとACアダプタを強奪することにも成功した(彼のリブレット20は,すでに故障しているらしい)。結果として,標準バッテリ2本と大容量バッテリ2本を確保することができた。広島−東京を新幹線で往復するときでも,電源の心配はなくなった。また,ふだんでも,ACアダプタを自宅と職場にそれぞれおいておけば,持ち運ぶ荷物も少なくできて,ありがたい。

このように,いまさらながら携帯パソコンを使う環境が整ってくると,Finepix S1 PROの登場以来,欲しくなったり冷めたりしていた,いわゆる「デジ眼レフ」(レンズ交換式ディジタル一眼レフカメラ)が,またもや欲しくなってくるのである(笑)。
 しかし,まだ「デジ眼レフ」の購入は,個人的には時期尚早と考えている。それは,CCDサイズが35mm判フルサイズになっていないことが最大の要因である。
 35mm一眼レフの代わりに使うことを考えれば,レンズの焦点距離の感覚が異なると,非常に使い勝手が悪いことが予想される。また,ファインダーに見える範囲も狭くなる。また,もっと大きな問題として,ごく近い将来に,35mmフルサイズのCCDを採用した機種が一般化すると考えられることがある。
 一方で,いまのうちに「デジ眼レフ」を買っておいた方がいいような考えもある。それは,電池の問題である。小型ディジタルカメラの場合,初期のころは単3電池を使うものが主流だったが,次第に専用バッテリーを使うものが主流になってきている。専用バッテリーは,一般に高価で,本体がモデルチェンジした後,いつまで供給されるかが心配な面がある。Finepix S1 PROは,汎用の電池が使えるが,今後の機種では,専用バッテリーしか使えなくなる可能性がないとは言い切れない。

ノートパソコンも,ディジタルカメラも,電源を確保することがなによりも大切ということになる。だから,私は機械式カメラが好き。


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