撮影日記


2001年08月04日(土) 天気:はれ

暑い日こそ
エアコンを切ってでかけよう

連日,35度を越える猛暑が続いている。梅雨のころは,なかなか暑くならないことが気がかりだったが,いざ梅雨があけてみると,この始末である。先月に続いて,「暑い」という単純な理由で,三段峡へでかけることにした。
 しかし,でかけるからには,目的をもちたい。今日の目的は,柴木(JR可部線の三段峡駅がある地域)から,二段滝を経て,田代出合(恐羅漢方面から続く林道の終点)までを歩くことである。とくに,二段滝より先へは,行ったことがないのでこの機会にぜひ行こうと考えた。

歩くことが目的だから,できるだけ早朝に着きたい。また,帰りは疲労している可能性があるので,クルマで行くことは避けようと考えた。となると,朝はバスで行くしかない。可部線を利用したのでは,横川発6:06の一番電車(次の6:24でも結果は同じだが)に乗っても,加計までしか連絡がなく,次の三段峡行きでは,三段峡への到着が10:56になってしまう。
 その点,横川駅前を6:29に通る三段峡行き広電バスなら,三段峡駅前に8:18に到着する。

1999年6月12日(土)にも,同じようにバスを利用したことがあった(1999年6月12日の日記を参照)が,そのとき,終点の三段峡で降りたのは,私一人であった。今日は,もう一人(バスセンターか広瀬町から乗ってきたと思われる)乗客があったが,彼はハイキングのスタイルではない。そもそも歩くことが目的ではなかったのか,峡谷の入り口をちょっと覗いただけで帰っていったように見えた。
 さて,峡谷の入り口には,左のような案内地図がある。この図の上の方にある,聖湖には,クルマで何度も訪れており,餅ノ木あたりまでは,何度も歩いている。また,1999年6月のときは,柴木から入り,三段滝を経由して,餅ノ木までを往復した。そこで,今回は,葭ケ原で道が分かれる二段滝方面へ行くことにした。この遊歩道の終点は,林道に合流する,田代出合というところである。
 当初の予定では,田代出合へ向けて,ひたすら歩くつもりであった。しかし,峡谷の入り口にある,長淵というところの水は,何度見ても,美しいのである。カメラを構えると,ついつい長居をしてしまう。。。。。まあ,脚に自信のない人,散策の時間が十分にとれない人も,この長淵までは行って,河原におりて水の美しさに触れてほしいと思う。

今日の反省としては,「歩く」ことが目的だったはずなのに,撮影に熱中してしまったことであろうか。やはり,歩くことが目的のときは,カメラはズームレンズ1本で,三脚も持たないなど,割り切った方がいいのかもしれない。今日は,交換レンズ4本に,三脚(マスター),さらにディジタルカメラまで用意したので,けっこうこの荷物が負担になったものである。

(画像は,すべて,ディジタルカメラ「OLYMPUS C-960ZOOM」による)

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