撮影日記


2000年11月28日(火) 天気:はれ

常清滝へ行くには

前回の日記で,「川の駅 常清」の三叉路に交通信号機が設置されて驚いた,ということを書いたが,いろいろと思い返してみても,作木村内に,そこ以外に信号機があったかどうか,記憶が定かではないのである。いや,自分が知っている範囲内では,そこにしか信号機がないのである。
 最近,職場の先輩であるY氏から,常清滝に行く道を教えてくれ,と質問されたことがあった。Y先輩は,自主制作映画を作るアマチュア映画監督であるが,日頃から作品に使えそうな場所のロケハンをされているようである。ちょうど,東城・三次方面に用事があるので,その帰りに寄ってみるとのことだった。

広島市内から常清滝に行くルートは,いくつか考えられる。
 1 布野村経由
 2 高北広域農道経由
 3 ひたすら国道375号線
 大きくわけると,このようになるだろう。1つずつ,説明を加えてみよう。

1の布野村経由のルートを選ぶ人がもっとも多いと思う。
 広島市内からだと,やや遠回りであるが,新しいトンネルが開通してからは,全線に渡って走りやすい道であることが,大きなメリットといえる。
 広島市内から,国道54号線をひたすらに北上する。三次を過ぎ,布野村の中心部を過ぎて少し行くと,信号のある三叉路があり,左に曲がるとトンネルを通って作木村に入るようになっている。その三叉路の手前には,昔の道があるが,案内標識には「旧道」と書いてあるので,間違えることはないだろう。
 また,三次までは高速道路(中国道)を使うのも1つの選択肢である。

2は,私が好んで選ぶルートである。
 作木村に入ってから,道がかなり狭いところがあるが,なんといっても近道である。また,高北広域農道は,右の写真のように,走りやすい快適な道である。
 広島市内から国道54号線を北上すると,三次の手前に吉田町という町がある。「YouMeタウン吉田店」のところで,左折して県道に入るが,そこはちょうど毛利元就の郡山城の麓でもある。そこから,県道を道なりに走っていくと(それなりに距離はある),中国道の高架をくぐる。そこからすぐの,信号のある三叉路を右折し,少し走ると,左折して,高北広域農道に入る。あとは案内標識に従って行けば,式敷というところで国道375号線に合流する。そこから常清滝までは10数kmである。しかし,そこからの国道375号線には,途中に離合困難な狭い場所が散在する。幸い,交通量が少なく,見通しも悪くないので,あまり苦労はしない。
 また,中国道の高田ICを降りて左折すれば,高北広域農道の入口は,すぐである。

3を選ぶ人は少ないと思う。国道375号線は,道が整備中のところもあり,またこのルートは決して近道でもない。三次から,江の川沿いに走るルートなので,もっともわかりやすい道かも知れないが,現状ではあまりおすすめしない。

ところで,2のルートを使った場合,高北広域農道へ入る手前にあった信号機が,常清滝へ行くまでの最後の信号機だったのである。「川の駅 常清」の三叉路のところに信号機が設置されるまでは・・・。


← 前のページ もくじ 次のページ →