撮影日記


1999年07月12日(月) 天気:くもり

女王滝

7月10日,土曜日の夜,HOPメンバーのkotaniさんとYANさんの各ご家族も交えて,バーベキュー大会を行った。会場は,kotaniさんの家である。バーベキュー大会と言っても,「焼く」ものは「肉」でも「鶏」でもない。「ウナギ」である。したがって,これはバーベキュー大会というよりも,ウナギ会である。
 YANさんがウナギを調達してくるのは夕方である。私は一足早くkotaniさん家に行き,その近辺をkotaniさんと撮影してみることにした。

kotaniさんは,「女王滝」へ案内してくれた。「女王滝」は,NHK大河ドラマ「毛利元就」のタイトルバックに映し出されていた滝である。あなたはもう忘れたかしら?私はまだそこへ行ったことがなかったので,これは非常にうれしかった。
 テレビで見た限り,「女王滝」は小さな滝だろうという印象であった。ところが,実物は,思ったよりは大きいものである。滝といっても,水が垂直に落ちるものではなく,急斜面を流れ落ちるようなものだ。また,何段にも別れている。そのために,流れにかなり接近することができて,なかなか楽しめる。

この日は,夜のウナギ会や,そのあとに計画している花火大会の記念写真も撮れるようにと,ストロボ内蔵のF−601を用意していった。
 いろいろと「滝」を撮ってみたが,ここはあまり光が射し込まないせいか,時間が経っても「滝」は被写体としての変化を見せてくれない。そこで,岩肌のコケを接写してみたりもした。F−601の内蔵ストロボは,けっこう賢い。背景との露出のバランスも無難に仕上がっている。スローシンクロや後幕シンクロができるなど,上位モデルF−801がオプションで対応している機能がすべて内蔵されているのだ。
 いろいろ撮ったが,この日の一番おもしろいカットはこれだろう。流れに手を差し入れ,内蔵ストロボで後幕シンクロしてみたものである。至近距離から発するストロボ光のせいか,水の透明感が強調されたような感じがする。

Nikon F601, AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5, EL

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