撮影日記


1999年06月12日(土) 天気:はれときどきくもり

三段峡を歩こう

今日は,無性に歩きたくなったので,三段峡へ行くことにした。せっかくだから,いつも聖湖の方ばかり歩いているので,今日は趣向を変えて,柴木(JR可部線の三段峡駅のあるあたり)の方を歩くことにした。そこで,ルートを次のように予定した。
 まず,柴木から三段峡に入り,水梨から三段滝を経て餅ノ木へ抜ける。そのまま聖湖まで行ってもいいのだが,ここで引き返して再び三段滝を通り,途中,二段滝方面へ抜けるショートカットを通って,そのまま横川(よこごう)方面へ歩けるところまで行こうと考えたのである。

朝,せっかくだから可部線で行こうと考えて時刻表を調べた。ところが,自宅最寄りの横川(よこがわ)駅を朝一番の電車では,加計までしか行くことができない。可部線で行くとなると,どうしても三段峡駅到着が10時を過ぎてしまう。それは時間がもったいない。そこで,朝一番のバスに乗ることにした。調べるとバスセンター発が6:25である。こんな時刻には,うちからバスセンター方面に行く電車もバスもない。しかたないので,5時半ころに家を出て,歩いてバスセンターへ向かった。しかし,十日市付近まで来たときにとんでもないことに気が付いたのである。バスセンターまで行く必要はないのである。このバスは,国道54号線経由なのだから,横川駅前を通るのだ(笑)。横川駅前でバスを待てばよかったのだ。始発のバスセンターまで行ったんだから,楽に座れただろう,だから苦労したかいがあっただろう,と思ってくれる人もいるかも知れない。しかし,バスは十分にガラ空きで,横川駅前から乗っても,問題はなかった。
 そう,バスはずっと空いていた。乗り降りする人は少なく,停留所にもほとんど停まる必要がない。したがって,バスは「早発」にならないように,時刻表通りにゆっくりゆっくり走るのだ(笑)。しかし,加計の町に近づくころには,乗客はかなり増え,ほぼ満席になっていた。ところが,あるバス停で,みんな降りてしまった。そこは「町立病院前」で,乗客はお年寄りばかりになっていたのだった。
 ちなみに帰りは,可部線に乗った。可部線の方が安いよ(バスセンター→三段峡 \1,400,三段峡→広島駅 \1,110)。

さて,三段峡の散策だが,のんびりと3時間ほどかけて餅ノ木まで行った。三段滝あたりの道が,地形図(1:25,000)上にうまく表現されていないので,道がなくなっているのかと少し心配になったが,問題なく遊歩道は餅ノ木まで続いていた。餅ノ木までは立派な林道が来ている。この林道はさらに奥へ続いているのだが,「関係者以外通行禁止」扱いになっている。これを利用できれば,「奥三段峡」へ行ってみることもできそうなのだが,実際どうなんだろうか?
 「奥三段峡」も,将来的に訪れてみたい場所である。そこへのアクセスとしては,どうするのがもっともよいのだろうか?地形図上には,恐羅漢方面から横川(よこごう)の手前まで,自動車の通れそうな道が描かれているが,実際通れる(通ってよい)道なのだろうか?この方面について,情報をお持ちの方,実際に訪れたことのある方には,ぜひ,いろいろと教えていただきたいと思っている。


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