撮影日記


1999年03月06日(土) 天気:はれ

スーパージェットはゆれない

仕事にひと段落つき,久しぶりのお休みである。さて,今日はどこへ行こうかと思案し,これまでほとんど行ったことのないところへ行ってみることにした。
 行き先は,松山である。
 松山という街を,うろうろスナップしてみることにした。

しまなみ海道が全通したら,クルマで行ってもいいのだろうけど,今回はすなおに船である。とはいえ,宇品から松山観光港へ渡るのも単純すぎると思ったので,とりあえず行きは阿賀から堀江に渡ることにした。呉線で広島から阿賀まで40分,阿賀駅から港まで歩いて10分,阿賀から堀江までフェリーで2時間,堀江の港から駅まで歩いて10分,そして堀江から松山駅まで15分である。けっこう時間がかかる。
 今回は,松山へ行ったといっても,観光地巡りをしたわけではない(もちろん,カメラ屋めぐりをしたわけでもない)。伊予鉄道の松山市駅(伊予鉄道のターミナル)から松山城周辺,JR松山駅,古町,萱町という範囲をうろうろうろうろ歩いてみた。広島だとそこまで徹底して歩く気にならないが,はじめての街だと,かなりうろうろできる。帰りの船の時刻も気にしなければならないので,けっこうマジに歩ける。
 古町から萱町,本町へ至る途中に,駄菓子屋さんがあった。おばーちゃんが一人で店番しているようで,まさに駄菓子屋さんである。時間に追われて店に入るに至らなかったことが,いまさら悔やまれる。松山という街は,うろうろさがせば,いろいろと発見がありそうな予感。

伊予鉄道も,たいがいけったいである。単線区間がある。路面電車が単線であることもけっこうおもしろい。伊予鉄道も,広島電鉄のように,路面電車の市内線と,郊外線がある。とはいえ,広島電鉄のように相互直通運転はしていない。ところが,松山市駅から古町にかけて,市内線と郊外線が,まさに絡み合うように走っている。事実,2個所で平面交差していたりするのだ。
 松山市街も被写体としておもしろそうだが,伊予鉄道も楽しめそうである。次の機会には,泊りがけでいってみるのもいいな。
 ちなみに,今日の機材は,ニコンF3でダイナEX,キエフ4MでトライX,ニコンミニでアグファHDC400を使った。実は,使いかけのフィルムを消費することが,主目的だった(笑)

帰りは遅くなったので,松山観光港からスーパージェットに乗ることにした。高いぜ!運賃+特急料金で,フェリーの約2.5倍の値段になる。スーパージェットに乗るのははじめてだが,予想外にゆれないことに驚いた。


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