撮影日記


999年02月20日(土) 天気:はれ

CD−RW

先週,CD−RWドライブを買った。
 目的は,いろいろある。1つは,HOPなどの活動記録を1年単位くらいでまとめ,CD−ROMとして保存すること。また,別の目的として,音楽CDを作りたいというのもある。昔つくった「音」を記録するためもあるが,単に市販の音楽CDをコピーしたいだけなのだ(笑)。別に海賊版を作ってナニしようっていうのではない。クルマに常駐させたいだけである。さらに,ちょっと仕事でも使いたい,という事情があって,購入に踏み切ったものだ。

私が使っているパソコンは,キューハチである。ウィンドウズ98ではない。PC−9800シリーズの,PC-9821V10というパソコンだ。Windows95が登場したときのニューモデルだが,スペック的には「いまさら」というものだろう。でも,Windows95が十分に使えるので,なにも問題はない。
 が,問題はあった(笑)。この期におよんで,拡張スロットが足りないのである。
 この機種には,昔からキューハチに搭載されていたCバスと呼ばれるスロットが2つとPCIバスが1つある。CバスにはビデオキャプチャボードとSCSI2のインタフェース,PCIにはグラフィックアクセラレータを入れていた。これでずっと安泰だったのだが,CD−RW(CD−Rも含む)ドライブのカタログには「PCIスロット用のSCSIインターフェイスを使え」と指示がある。

そこで,いつものようにパソコンショップマツモトへ相談した。転送速度に問題があるので,PCIスロット用を使わなければならないはずだ,とのことだった。でも,それまで使っていたCバス用SCSIインターフェイスは,Cバス用としてはもっとも高速な部類に入る物だから,試してみるか?ということになり,とりあえずCD−RWドライブと増設用のHDDを買ってかえった(残り容量が数10MBだったのだ)。
 HDDの増設は簡単である。領域確保して,ファイルの整理をして終わり。で,CD−RWを接続してテストしようと思ったら・・・・・コネクタの形が違うやんけ!その日はそれで終わり。翌日,マツモトさんに電話して,変換ケーブルを用意してもらった。CD−RWを接続して,さあデータを書き込んでみよう!お,書ける書ける,お,読める読める。なんだ,CバスのSCSIでも十分に使えるじゃないか!そこで,次に音楽CDのコピーを試みた。するする・・・・ちゃんと動いているな,と思ったらエラー発生。結局,CバスのSCSIインターフェイスでは「遅い」というのが結論である。数MBの小さなデータならちゃんと転送されるんだけどね・・・・・・

もう一度,マツモトさんでPCI用のSCSIインターフェイスを買ってきた。今度は,文句なくデータの書き込みができた。しかし,このために,グラフィックアクセラレータをはずさなければならなくなった。いわゆるフルカラー環境から,16bit色環境に逆戻りである。


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