撮影日記


1999年02月07日(日) 天気:はれ

常清滝,凍ったらしい

先週は,大きな寒波がやってきて,広島市内も大雪になった。県北部ではそれ以上の大雪と寒さにみまわれたようで,「作木村を応援する bambu のホームページ」によれば,あの常清滝も3年ぶりに全面凍結したという。ちょうど凍結したらしい日に訪れることはできなかったわけだが,とりあえず今日,どうなっているか見に行ってみた。
 上根トンネルを抜けると,国道54号線も,道の両脇に除雪した雪が積み上げられており,かなりの大雪だったことを窺い知ることができる。この状態では,いつも通る,県道6号線や,高北広域農道は除雪されていないのではないか,という不安もあったが,まあなんとかなるだろうと,行ってみた。結果として,ところどころ溶けの凝っている雪があるものの,全体として路面はドライで,走りやすかった。

常清滝入り口の駐車場には,いつもより多くのクルマが止まっていた。凍結したことがテレビで報道されたらしく,大勢の人が訪れたようなのだ。滝へ通じる道は,ところどころ凍結しており,歩行は困難であった。いつも使う安物の登山靴は,底が割れてしまっており,使えなかった(爆)。買い替えねば。
 滝へ着くと,当然ながら,三脚を立ててカメラを構えている人が多い,多い。滝だが,すっかり溶けて轟々と水は流れているが,ところどころ部分的に凍った部分は残っている。この時期,滝の日当たりは最悪(全然当たらないのではなく,左側の山肌にだけあたり,滝自体には当たらないので,写真にしにくい)なので,そういう溶けのこりの部分を集中的に撮ることにした。もっとも,そういう事態は十分に予想できていたので,念のためにとマクロレンズや接写リングも用意していたが,それはやりすぎ(笑)。

15時前,太陽が山のかげに入り,この狭い谷は薄暗くなるので,引き上げた。途中,ちょうど三次行きの列車が通る時刻だったので,残ったフィルムで,三江線の列車を撮影した。もしかすると,三江線の列車を撮ったのははじめてかも。
 可部線の可部以北が廃止の瀬戸際にある。三江線も,いつまでも走っているとは限らない。


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