撮影日記


1998年12月31日(木) 天気:はれ

今年のお買い物

1998年最後の1日,日本橋の国立カメラで,ミノルタ「ハイマチック7」をゲットした。ジャンク扱いで,格安であったが,動作などに特に問題はなさそうである。今年は,なんといってもジャンクカメラを買って,修復することにハマってしまった。そんな1年を締めくくるにふさわしい買い物だったと言えるだろう。
 1998年に買ったカメラを振り返ってみる。とくに高価なものは,買っていないようだ。ジャンクものがあるので,台数としては,軽く20台を越えてしまうが……

1月には,ニコンF様をお迎えした。やはりニコン様の信者(笑)としては,所有していなければならない逸品であろう。また,一時にくらべて価格も落ちついてるようだが,Fの人気はあがることはあっても,さがることはないだろう。「買える」値段がついているうちに,買っておこうと考えたわけだ。
 買ったFは,中期のアイレベルファインダー付き白ボディ。けっこう使いこまれていて,表面にも少し傷みがあるが,メカニズムは快調で¥40,000であった。とにかく古いカメラなので,随所に使いにくい面はあるが,それでも使用感は快適である。しかし,露出計が内蔵されていないと,35mm判カメラとしての機動性が活かせず,活躍の機会は少ない。

10月には,キエフ4Mを買った。旧ソ連製の,戦前型Contaxの流れを汲むとされるカメラである。¥19,800という安さと,そのカッコよさが魅力であった。元は「ゾナー」であるとされる「ジュピター8M」53mm F2レンズ付きだ。そして先日,「ジュピター12」35mm F2.8という広角レンズを¥13,000で買った。これの元は,「ホロゴン」であるとされている。
 露出計が直ってからは,スナップ用として,重宝している。Fとは対照的である。やはり35mm判カメラは,機動性が重要なのだ。

ほかに¥10,000以上で買ったものとしては,オートドライとAF Zoom-NIKKOR ED 70-300mm F4-5.6Dである。これらは,珍しく新品だ(笑)。どちらも,たいへん重宝している。

買い物以外のでき事としては,「マミヤプレスファンクラブ」「HOP 広島お気軽写真クラブ」の結成と,「ニコン信者の会」への参加がある。冒頭に書いた,ハイマチック7の購入後,カメラのナニワで,ニコンの40.5mm径レンズキャップを400円で買い,今年の買い物は終わった。

今年も「撮影日記」をご愛読いただき,ありがとうございました。来年も,よろしくお願いいたします。


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