撮影日記


1998年06月14日(日) 天気:あめ

ニコン様の
レンズスコープアダプタ

今日は,大阪の写真仲間たちとともにモデル撮影会の予定であった。しかし,あいにくの雨。撮影会は中止となった。「梅から生まれた梅太郎氏」が参加を予定していたことが,その原因として有力である。彼は自称「雨男」だそうだ(笑)。しかも,雨が降ってほしいときには「晴れ男」として活躍するらしい(爆)。ただし,これについては正確に調べたわけではないから,ほんとうかどうかは不明である。
 そこで,雨天にもかかわらず,梅太郎とスナップ撮影にでかけた。行き先は天神橋筋商店街。しかし,さすがに天気が悪く,ほとんどシャッターを切る気にならない。ILFORD XP2を装填したOLYMPUS XA2で20カットほど撮った以外は,ディジタルカメラのテスト撮影を数コマおこなっただけである。ニコン様の出番はなかった。
 梅太郎が,京橋にカメラ店を見つけた,というので午後はそこへ向かう。そこへ向かう途中,別のカメラ店のショーウィンドウの隅にある小さなものが,私の目にとびこんできた。マミヤプレス用の視度調整レンズである。しかも都合がよいことに-3だ。価格も良心的?に¥500である。マミヤプレスのファインダーを利用することはあまりないのでとくに必要としているわけではないのだが,こういうものは「ある」ときに買っておかねば(笑)。それにしても,厚いレンズだ。これでメガネをつくったら,いわゆる「牛乳ビンの底」メガネになるだろう。
 さらに,梅太郎がおすすめの,大正にあるカメラ店へ移動した。そこは,ときどきびっくりする価格のつけられたカメラがでてくるというのだ。
 ウィンドウを見て,その隅にある小さなものが,私の目にとびこんできた。ニコン様のレンズスコープコンバータである。これは,交換レンズの後ろにつける接眼レンズと言えばいいだろうか。要するにこれをつけると,交換レンズを単眼鏡として使うことができるようになるのである。たしか,倍率は焦点距離の1/10になるはず。こういう製品はケンコーからも出ているが,この店にあったものはニコン様純正である。¥5,000であるが,ゲットしておいた。これで,撮影や旅行のときに双眼鏡を持参する必要はなくなる。
 梅太郎は,マミヤC330が気になったようだ。状態も非常によく,価格はなんと¥38,000である。安いぞ,これは。梅太郎は悩んでいたが,夜になってから「買う決心ができた」というメールが届いた。
 梅太郎はここ数カ月,「カメラ店断ち」をしていたそうだ。そのような精進の甲斐あって,すばらしいカメラを入手することになるだろう。
 他には,ニコン様の35Tiが¥48,000や,キャノンPの50mm F2レンズ付きが¥23,000など,よくある中古価格よりもやや安いようである。


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