撮影日記


1998年04月06日(月) 天気:雨

お花見スナップ会

ようやく写真を撮る余裕ができてきた。そうなると,今度は書くネタも増えてきてウレシイかぎり。年明け以降,「撮影日記」に関するいくつかのコメントや,「アンケート」への回答をいただいているものの,それが処理できないでいた。たいへん申し訳ない!
 ようやく仕事も一段落し,昨日は「恒例!スナップ会」を久しぶりに実施した。今回は私を含めて3名でおこなった。この成果も発表していきたいと思う。
 今回のスナップ会では,サクラを中心にした写真を撮ることにしたが,時節柄それだけでは済まないのは自明である。撮影は午前中で終わり,近くでビールなど買ってきて,お昼からは「お花見モード」に突入だ。
 この日は,いつものmahalさんだけでなく,YANさんという方が参加してくださった。YANさんのこの日の装備はNikon F2 (Photomic S)×3台,その他である。私はこの日,サクラの花の超接写に挑むつもりであったが,YANさんの影響で他の花見客を狙ったりもした。うーむ,どうしても他人の影響を受けやすい私のようだ。もっともこの日は風もあり,接写日和ではなかったことも要因といえるだろうか。なによりも,接写用のスライダーなしに,マミヤプレスでの接写をしようと考えたのが間違いである。だがMamiya-sekor 50mm F6.3レンズに接写リングをつけると,撮影倍率が2倍を越えるのだ。6×9判での拡大撮影は,ぜひとも成功させてみたいものである。
 ところで,YANさんが花見客を狙うときは,別に用意されていたMINOLTA α-707siを首からぶらさげてノーファインダーで撮っていた。それに対抗するべく私はKorelleを持ち出した。ピントと露出をあらかじめあわせておき,シャッターをチャージしておく。シャッターに指をかけた状態で持ち歩き,狙った被写体の前でなにげなくたちどまってシャッターを切るわけだ。Korelleのシャッターボタンの位置は「ふつうの」カメラとは全然違う。しかも静かなレンズシャッター。だから,相手がどシロートなら,私が目の前でシャッターを切っても気がつかないだろう。
 ……しかし,思い切って至近距離で撮ったコマが光線カブリである。まだ蛇腹に穴が残っているようだ。そこがクラカメ使いの難しさのようだ(笑)。
 結局,この日は,「花」なんて見なかったわけだ。
 お花見のあとは,いつものように中古カメラ店めぐりである。猿侯橋町の「カメラのミッキー」のジャンクカゴにはいっていた,KONICA Lというカメラを¥2,500で買ってしまったのは,花見の酔いが残っていたせいか?


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